「我々の目標はリーグ残留を成し遂げること」

シーズン開幕直前のU23チームを率いるNICO MICHATY監督がインタビューに登場

数週間前にシーズン開幕を迎えたトップチームに続き、土曜日にはU23チームもシーズン開幕を迎える。セカンドチームはレギオナルリーガ・ウェスト (4部)のシーズン開幕戦で、Sportfreunde LotteをホームのPaul Janes Stadiumで迎え撃つ。今回、そんなシーズン開幕直前のU23チームを率いるNico Michaty監督がインタビューに登場し、今季のプレシーズン、今シーズンの目標、昇格候補のチームについて語っている。

Michaty監督、フォルトゥナのU23チームが土曜日にレギオナルリーガのシーズン開幕を迎えます (14:00キックオフ)。チームとして、今シーズンはどのような意気込みで臨みますか？

「もちろん、土曜日に再びシーズンが開幕することを非常に嬉しく思います！プレシーズンはタフで、5週間半という長い準備期間でした」

 

これまでのテストマッチでは2勝2敗1分でした。プレシーズンでのチームの状況をどのように評価していますか？全体的な満足度としてはどうですか？

「私はプレシーズンの試合結果は重要視していません。結果やパフォーマンスにはばらつきがありましたが、全体的には満足しています。また、多くの選手が入れ替わり、チームとしても大きな変化があったので、長いシーズンに向けてまずはしっかりとした土台を作ることが重要でした。その中で大きな怪我もなく、ほぼ全員がすべてのプログラムをこなすことができています。短い時間の中で選手たちはチームとして成長していると思います」

 

この夏は非常に多くの選手が入れ替わり、多くの選手がクラブを去った一方で、外部や内部から多くの新加入選手を獲得しました。新加入選手やチーム全体の印象はどうですか？

「昨シーズンが非常に良かっただけに、多くの選手の入れ替えの影響がいつも以上に大きかったのは確かです。全体的に見て条件は特別です。というのも、昨季はユース年代のU19ブンデスリーガやオーバーリーガ (5部)など、我々にとって興味深い選手がたくさんいるリーグがコロナの影響で打ち切りになりました。つまり、若い新加入選手の中には約1年間に渡り試合を行えていない選手もいます。それもあり、時間が必要になることは確かです。それでも選手たちは非常に熱心で、学ぶことに意欲的です。これは重要なことです」

 

今シーズンはホームでのSportfreunde Lotte戦で始まり、第2節にはWegberg-Beeck戦と続きます。このスタートのプログラムに関してはどうですか？

「 最初の2試合はLotte、Wegberg-Beeckという非常に力強いチームとの対戦となり、彼らはパワーとそのフィジカルの強さを活かした戦いをしてくるでしょう。Sportfreunde Lotteは、月曜日に行われたKSCとのドイツ杯1回戦で非常に良いパフォーマンスを見せていました。多くの選手たちにとっては初めてのレギオナルリーガでの試合、または大人のカテゴリーでの試合となるので、我々はいきなり自分たちの力が試されることとなります」

 

昨季は9位という素晴らしい結果でシーズンを終えましたが、今シーズンの目標は何ですか？

「レベルの高いレギオナルリーガ・ウェストに残留することは、毎年我々のチームにとって大きな挑戦です。5つのチームが降格する中で、我々の目標はリーグに残留することです。そして、できれば安心できるシーズンを過ごしたいと思っています。スポーツ面のパフォーマンスはもちろんですが、若い選手を育成することも我々の大きな仕事のひとつです。アペルカンプ真大の成長は非常に嬉しいです。また、Lex-Tyger Lobingerもトップチームの試合に初出場しましたし、Tim OberdorfとPhil Siebenはドイツ杯1回戦に出場しました。我々はできる限り多くの選手をプロに昇格させたいと考えています」

 

今シーズン、上位争いを繰り広げるのはどのチームだと思いますか？

「私はRot-Weiss Essen、Peußen Münster、Fortuna Kölnの3チームを最有力候補と見ています。この3チームは昨シーズンも素晴らしいパフォーマンスを見せていましたし、非常に良いチームです。それに加え、Wuppertal、Oberhausen、Aachenといったチームが上位争いに食い込んでくると思います。今季のリーグは力が均衡した面白いシーズンになるでしょう」

 

なお、フォルトゥナのU23チームの試合は、今シーズンからsporttotal.tvでも放送されることとなっており、Sportfreunde Lotteとの試合はこちらから視聴可能となっている。