PREUSSER監督が初のドイツ杯へ
ドイツ杯に向けた数字をチェック:ベルリンを夢見て
プロとアマチュアの64クラブがベルリンでのファイナルを夢見て戦うドイツ杯は、毎年ドイツ中を熱狂させている。そんな2021/22シーズンのカップ戦はすでに開幕しており、フォルトゥナ・デュッセルドルフも8月8日(日)にVfL Oldenburgとのアウェーゲームに臨む (15:30キックオフ)。ここでは、ニーダーザクセン州で行われる第1回戦に向けて、フォルトゥナのカップ戦の歴史に関して知っておくべき事実や数字を紹介していく。
11試合で10得点…
…これはRouwen Henningsがデュッセルドルフの選手としてドイツ杯で挙げた得点数である。それに加え、2アシストを記録しているストライカーは、これまでに出場した985分で12スコアラーポイントを獲得している。統計的に見ても、フォルトゥナファンはOldenburgでもこのセンターフォワードのゴールを期待できるだろう。特に2019/20シーズンは、1回戦のVillingenでマークした”月間ベストゴール”や、準々決勝を掛けたKaiserslautern戦 (5-2で勝利)でも2得点など、準々決勝までに4得点を記録していた。そんなHenningsはフォルトゥナに来る以前に所属していたKarlsruhe、St. Pauli、Osnabrückでもカップ戦に計11試合出場していたものの、そこでは1点も得点を挙げられていなかった。
1回目…
…Christian Preußer監督にとっては、このOldenburgとの試合が監督として自身初のドイツ杯出場となる。2012/13シーズンにはユース年代のドイツ杯にRot-Weiß Erfurtの監督として出場し、Saarbrückenに勝利したものの、準々決勝で1. FC Kölnに敗れていた。その後、Preußer監督はErfurtのトップチームの監督として、2016年にテューリンゲン州のカップ戦で決勝に進出。しかし、決勝戦でCarl-Zeiss Jenaに敗れドイツ杯出場には至らなかった。そして今、ベルリン出身の監督が日曜日にドイツ最大のカップ戦に初出場することとなる。
カップ戦44試合…
…これはフォルトゥナの記録保持者であるGerd Zeweがカップ戦に出場した試合数となっており、フォルトゥナで彼よりも多くの試合に出場した選手は存在しない。1972年から1987年までフォルトゥナでプレーしたZeweは、この間にブンデスリーガでも440試合に出場。そして、1979年と1980年にはドイツ杯を制覇し、クラブの歴史の中で最も成功を収めた時期に活躍していた。そして1987年、Zeweは当時37歳の頃にWürzburger Kickersにて選手としてのキャリアを終えている。



