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2021/07/27 | ニュース

すべての始まりは難しい

対戦相手チェック:まだ不完全なWERDER BREMEN

ブンデスリーガでの厳しい2シーズンを後に2部降格となったWerder Bremenが先週、再びブンデスリーガ昇格に向けてのミッションをスタートさせた。しかし、シーズン初戦でHannoverに引き分けたことで、史上最強の2部リーグが決して簡単なシーズンにならないということ身を持って感じたことだろう。ここではデュッセルドルフでのトップゲームを前に、対戦相手となるBremenをチェックしていく。

Anfang監督と昇格

Werder Bremenが昨シーズンの第33節終了後にFlorian Kohfeldt監督を解任し、最終節で入れ替え戦への可能性を掛けてThomas Schaaf監督を暫定指揮官として就任した時、Frank Baumann会長らが来シーズンに向けて新しい監督を探さなければならないのは明確となっていた。そして降格が確定した後、希望リストに上がっていた2部リーグで経験豊富な指揮官であるMarkus Anfang監督をDarmstadt 98から獲得。ケルン出身で元フォルトゥナの選手であるAnfang監督は、2018年にHolstein Kielを1部への入れ替え戦に導いた後、2019年には1. FC Kölnで昇格を果たし、昨シーズンは”Lilien”ことDarmstadtで7位という結果を収めていた。現在、この指揮官はWerderでその手腕を発揮し、クラブを再びブンデスリーガに導くことが期待されている。Anfang監督が強豪犇く2部リーグでも成功を収められることは、これまでに証明している。

 

新しいスタートと古い構成

再び1部昇格を目指すWerderのチーム構成はまだ終わっておらず、クラブはMarkus Anfang監督が大きな目標を達成するために最良の条件を整えられるよう、移籍期間終了となる8月31日までチーム構成を調整したいと考えている。これまでにGebre Selassie、Moisander、Selke、Rashica、Errasなど主力選手たちがSV Werderを去っているが、さらに多くの選手が去る可能性もある。Hannover戦では、昨シーズンにもチームに所属していた7人の選手がスターティングイレブンに名を連ねていたものの、新監督はこの困難な状況を素直に受け止め、フォーメーションやプレースタイルを選手に合わせて変更している。

 

EggesteinとToprak

Markus Anfang監督率いるチームはÖmer Toprakを新しいキャプテンに任命。そして、Maximilian EggesteinとLeonardo Bittencourtが副キャプテンを務めることとなったが、Bittencourtは膝の負傷ためしばらくの間はチームから離脱することとなっている。Anfang監督はクラブのアイデンティティーを持つEggesteinを選手協議会のメンバーに選出しており、この中央MFはU17チームからWerderのアカデミーで成長を遂げ、18歳の誕生日にプロデビューを果たして以来、ブンデスリーガで150試合以上に出場している。また、2019年からBremenと契約しているToprakも素晴らしい経験を持っており、Hannoverとの開幕戦にも先発出場を果たした32歳の同選手は最高のパフォーマンスを見せ、1-0となる相手選手のオウンゴールを誘発していた。


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