第1節・SV Sandhausen vs Fortuna Düsseldorf

白星スタート！フォルトゥナがSandhausenに勝利

フォルトゥナが今シーズンの最初の勝ち点3を獲得！日曜日の午後、Henningsが後半に2得点を挙げ、フォルトゥナがアウェーにてSV Sandhausenに2-0で勝利を収めた。

スターティングメンバー：Leuven戦と同じメンバーが先発に

Christian Preußer監督は、プレシーズン最後のテストマッチであるOud-Heverlee Leuven戦と同じスターティングメンバーをこの試合に送り込むことに。GK Florian Kastenmeierの前にMatthias Zimmermann、Christoph Klarer、Dragos Nedelcu、Leonardo Koutrisが4バックを形成し、中盤にはキャプテンのMarcel Sobottka、Edgar Prib、アペルカンプ真大を配置。最前線には右にFelix Klaus、左にKristoffer Peterson、そしてセンターフォワードにRouwen Henningsが入る形でキックオフを迎えた。

 

前半：Klarerに先制点のチャンス

前半良い立ち上がりを見せたフォルトゥナが、この試合最初のビッグチャンスを作り出す。アペルカンプのコーナキックからKlarerが頭で合わせるも、ここはSandhausenのGK Patrick Drewesが見事な反応を見せ、先制点獲得までには至らない (3分)。それでも試合序盤は全体的にフォルトゥナがゲームの主導権を握り、相手陣地に起き込んでいく。しかし、時間だ経つにつれてSandhausenも流れを掴み始め、特にサイドからの攻撃を中心にフォルトゥナに襲いかかる。そして前半終了間際の43分、フリーキックの早いリスタートからPascal Testroetに放たれたシュートがクロスバーを直撃し、あわや失点のシーンを作られる。

 

Klausが交代を余儀なくされる

一方のフォルトゥナは、試合序盤のリズムを保つことができず受け身になり、プレーの正確性を欠くシーンが目立った。さらに、相手DFのOumar Diakhiteとの競り合ったFelix Klausが空中で体制を崩し、頭部を地面に強打。これにより、フォルトゥナの背番号11は大事をとるために交代を余儀なくされ、彼に代わってNicklas Shipnoskiがピッチへ (41分)。幸い、Klausの状態は良好で、彼は後半をピッチの外から見守っていた。

 

後半：Henningsが2得点

そして、Klausはピッチの外から再び流れを掴んだフォルトゥナを目の当たりにする。54分、Shipnoskiのダイレクトシュートはゴール左へ逸れていくも、その直後Henningsが先制点を挙げて見せる。フォルトゥナは素晴らしいコンビネーションから左サイドを突破すると、抜け出したPetersonがペナルティーエリアにラストパスを送る。そこへ走り込んだShipnoskiのシュートは相手DFのブロックに合うも、そのこぼれ球に最後はHenningsが右足でファーサイドに流し込みゴールネットを揺らす (56分)。しかしフォルトゥナの猛攻はこれだけで終わらない！アペルカンプがペナルティーエリア内で相手DFに倒されPKを獲得すると、このPKを再びHenningsが決めて2-0に (64分)。

 

迎えた3-0のチャンス

2点リードを奪ったフォルトゥナが、その後もゲームをコントロール。そんな中、Christoph Klarer (73分)やDawid Kownacki (87分)がヘディングで試合を決定づける3点目のチャンスを迎えるも、ゴールネットを揺らすまでには至らない。さらに、交代で入ったKhaled Nareyも角度のない位置からのシュートを狙うも相手GKが立ちはだかる (85分)。一方、Sandhausenもビッグチャンスを作り出すも、Janik BachmannのヘディングシュートはフォルトゥナのGK Kastenmeierが難なくキャッチ (77分)。こうして、フォルトゥナが2-0で勝利を収めたものの、前半に関してはまだ改善の余地があると言えるだろう。とはいえ、Christian Preußer監督率いるチームは非常に貴重なアウェーでの勝ち点3を手にしている。

 

次節はBremenとのホーム開幕戦

来週はホームでSV Werder Bremenを迎え撃つこととなっており、このトップゲームは7月31日 (土)の20:30にキックオフを迎える。