フォルトゥナがLEUVENに3-0で勝利
シーズン開幕直前のテストマッチに快勝
ブンデスリーガ2部開幕前のシーズンオープンデーにて最後のテストマッチを行ったフォルトゥナは、ベルギーのOud-Heverlee Leuvenに3-0で勝利を収めた。前半、相手のオウンゴールとHenningsのPKでリードを2点に広げ、後半にはMatthias Zimmermannがダメ押しとなる3点目を挙げて快勝したフォルトゥナが、素晴らしいパフォーマンスでシーズン開幕に良い勢いをつけている。
スターティングメンバー:Nedelcuがデビュー
1週間後に2部リーグのシーズン開幕を迎えるChristian Preußer監督は、以下のメンバーをスターティングメンバーとしてピッチに送り込むことに。GK Florian Kastenmeierの前にMatthias Zimmermann、Christoph Klarer、新加入のDragos Nedelcu、Leonardo Koutrisが4バックを形成し、中盤にはMarcel Sobottka、Edgar Prib、アペルカンプ真大を配置。最前線には右にKristoffer Peterson、左にFelix Klaus、そしてセンターフォワードにRouwen Henningsが入る形でキックオフを迎えた。
前半:相手のオウンゴールでフォルトゥナが先制
この試合最初のチャンスは相手チームに。ロングボールに抜け出した右サイドハーフのBarnabas BeseがフリーでKastenmeierと1対1の場面を迎え、ループシュートを狙うもこのシュートは上手くミートせず、ここはNedelcuがクリアしてピンチを逃れる (5分)。しかし、これが相手にとってこの試合最大のチャンスとなったことを、スタジアムに集まった3,000人の観客はこの時点では予想もしていなかったことだろう。フォルトゥナはその後、常に試合の主導権を握り、最初のセットプレーで先制点を獲得する。左サイドでフリーキックを得ると、Edgar Pribからの鋭いクロスがLeuvenのキャプテンでありセンターバックのLouis Patrisのオウンゴールを誘い1-0に (16分)。
良いパフォーマンスを見せるフォルトゥナがPKで追加点
その後もフォルトゥナは幾度となく遠目からのミドルシュートを狙っていく。しかし、Klarer (5分)と Prib(14分)のシュートはゴールを捉えられず、Nedelcu (27分)とZimmermann (33分)のシュートは相手GK Rafael Romoのセーブに防がれてしまう。それでも、ここ数週間で積極的で攻撃的なサッカーをすることを約束していたChristian Preußer監督は、シーズン開幕前最後のテストマッチでもそれを証明。その中で、アタッキングゾーンではサイドアタッカーが中に入ってくるなど、選手たちが流動的な動きでローテーションを見せた。すると前半終了間際、Felix Klausペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これをRouwen Henningsがしっかりと決めてフォルトゥナがリードを2点に広げる (45分+1分)。
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Zimmermannがダメ押しゴール
後半も変わらずフォルトゥナが攻撃的なサッカーを繰り広げる。まず、中央からKristoffer Petersonがシュートを狙うも、ここは相手GKが難なくキャッチ (52分)。しかしその直後、Petersonが右サイドを駆け上がったZimmermannにラストパスを送ると、”Zimbo”ことZimmermannがこのボールにダイレクトでシュートを放ち、ファーサイドに沈めて3-0とする (53分)。そして後半は多くの選手交代が行われ、フォルトゥナは新加入のNicklas ShipnoskiやKhaled Nareyなどが新しいホームスタジアムで初出場を果たした。その後もフォルトゥナが試合を支配し、ベルギー1部リーグのチームを圧倒したものの、大きなチャンスは訪れなかった。結果は3-0のまま試合終了となり、観客も大きな盛り上がりを見せ、今シーズンに向けて良い勢いをつけている。
Sandhausenにてシーズン開幕
フォルトゥナは7月25日 (日)、SV Sandhausenとのアウェーゲームでシーズン開幕を迎える (13:30キックオフ)。



