Bericht

2021/07/04 | ニュース

フォルトゥナがWÜRZBURGに敗戦

試合レポート:トレーニングキャンプ最初のテストマッチは1-2で敗北

日曜日の午後、フォルトゥナはWürzburger Kickersとの試合に1-2で敗れ、今夏のプレシーズン3回目のテストマッチで初めての敗北を喫した。60分×2回で行われた試合は、フォルトゥナがより多くのチャンスを作り出したものの、決定力を欠くことに。

スターティングメンバー:KoutrisとKlarerが先発

GK Florian Kastenmeierの前の4バックには、最近まで特別休暇を与えられていたChristoph KlarerとLeonardo Koutrisの2人がこの夏のプレシーズンのテストマッチに初出場。そしてディフェンスラインには、この2人に並びTim OberdorfMatthias Zimmermannが入った。中盤はMarcel Sobottka、Edgar Prib、Kelvin Oforiの3人で形成し、David SavicとKristoffer Petersonがサイドハーフに、そしてLex-Tyger Lobingerが最前線に入る形でキックオフを迎えた。

 

前半:一瞬の隙を突かれ相手が先制

試合序盤は中盤で激しい攻防が繰り広げられ、両チーム共にチャンスは少ない展開に。しかし15分が経過した頃、この試合最初のチャンスが訪れる。まず、フリーキックのこぼれ球に反応したSobottkaが強烈なボレーシュートを放つも、ここは味方に当たりゴールには至らない (15分)。続いて、OforiのパスからZimmermannが右サイドを抜け出すも、そのクロスは中央で待つLobingerには届かず (16分)。その約10分後、フォルトゥナがこの試合ここまでで最大のチャンスを迎える。OforiがKoutrisとの絶妙な壁パスで左サイドを突破するも、最後は相手GKのセーブに合い、ゴールネットを揺らすことができない (23分)。その直後、PribのフリーキックからOberdorfが頭で合わせるも、相手GKが反応を見せる。さらにそのこぼれ球を詰めるも、このシュートはゴール上へ (25分)。すると30分、カウンターからWürzburgにフォルトゥナの左サイドを突破されると、Dennis Waidnerのクロスから中央でフリーになったSaliou Saneに決められ0-1に。

 

チャンスをものにできなかったのが欠点に

その後、フォルトゥナが再び大きなチャンスを作り出すのには少し時間を要した。42分、左サイドからの速攻を仕掛けるも、PetersonからのラストパスはLobingerに合わず。その後、ゴールまで約13mの距離からOforiが放ったシュートは相手GK Hendrik Bonmannの好セーブに阻まれる (43分)。また、ペナルティエリアの端からZimmermannが放ったシュートにもBonmannが立ちはだかる (47分)。これで得たコーナーキックで次なるチャンスを迎えるも、Lobingerのヘディングシュートはゴールライン間際で相手DFにクリアされゴールには至らない (48分)。こうして60分が経過し、フォルトゥナは1点ビハインドでハーフタイムへ。

 

後半のメンバー:Nareyがデビュー

後半の60分には新しい11人で臨むことに。GK Dennis Gorkaの前にはFlorian Hartherz、Adam Bodzek、Nikell Touglo、 そして右サイドバックにはKhaled Nareyがフォルトゥナでデビューを飾った。中盤にはアペルカンプ真大、Jakub Piotrowski、U23チームの選手であるPhil Siebenが並び、Felix Klaus、Nicklas Shipnoski、Emmanuel Iyohaが最前線に配置された。

 

後半:フォルトゥナが圧力を掛けるもWürzburgに追加点

後半、最初のチャンスは僅か2分で訪れた。左サイドを抜け出したアペルカンプがKlausにラストパスを送り、Klausがボレーシュートを放つも、ここはボールをうまく捉えられない (63分)。一方で、Gorkaが存在感を見せる。フリーで抜け出したDildar AtmacaがフォルトゥナのGKを交わしにかかるも、Gorkaが立ちはだかり追加点を許さない (67分)。反対に、コーナーキックからShipnoskiがボレーで狙うも、相手GKに防がれてしまう (69分)。すると72分、ビルドアップの際のミスを突かれ、Maximilian BreunigがGorkaとの1対1からゴール左隅に流し込まれ0-2に (72分)。それでもWürzburgのコーナーキックのこぼれ球を奪ったKlausが自陣から相手陣地まで独走し、ゴールまで約18mの距離からシュートを放つも、ここもBonmannに防がれてしまう (75)。それでもさらに猛攻を仕掛けるフォルトゥナは、アペルカンプがHartherzへボールを送り、HartherzからSiebenへとパス繋ぐも、Siebenのシュートは相手DFが身体を投げ出すブロックでコーナーへ逃れる。このコーナーキックにTougloが頭で合わせるも、ここはゴール上を越えていく (77分)。その後、両チーム共に多くのチャンスはなく90分の給水タイムへ。

 

遅すぎた反撃の狼煙

アペルカンプとNareyのコンビネーションから右サイドを突破し、右サイドバックのNareyがクロスを上げるも、中央の選手には合わず (92分)。その後ゲームは均衡し、フォルトゥナは猛攻を仕掛けるも決定的な得点チャンスを作り出すことができない。そんな中、Kickersが再びチャンスを迎えるも、Breunigのシュートはフォルトゥナのゴールを左へ逸れていく (112分)。そして迎えた117分、獲得したPKをHartherzが決めて1点差に迫るも、同点に追いつくことはできず1-2で試合終了となった。

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