フォルトゥナが田中碧を獲得
川崎フロンターレのMFが買い取りオプション付きレンタルで加入
フォルトゥナ・デュッセルドルフが田中碧を獲得した。この22歳のMFは、2021年7月1日より日本のトップクラブである川崎フロンターレから1年間のレンタル移籍となり、両クラブは買い取りオプションについても合意している。
神奈川県川崎市出身の田中碧はユース年代から川崎フロンターレで成長を遂げ、2018年に20歳の誕生日を迎えた直後にJリーグデビューを果たしていた。それ以来、この若きMFは日本のトップリーグで79試合に出場し、8得点を記録。その間に川崎フロンターレは2018年と2020年にJリーグ制覇を成し遂げ、2月から12月までの間で行われている今シーズンでも、チームは現在2位に大きな差をつけ首位を独走している。
また、田中はAFCチャンピオンズリーグで4試合、U23日本代表で5試合、A代表で2試合と、すでに国際的な経験を積んでいる。なお、田中は 東京オリンピックに出場する日本代表チームに招集されているため、その期間はチームを離れることとなる。
Uwe Kleinスポーツ役員:
「田中碧はその高いクオリティで我々の中盤に良い影響を与えてくれる選手です。彼は才能があり、多才で、この若さにもかかわらず、すでに多くの経験を積んでいますし、彼が日本一のチームで不動の存在であることには理由があります。我々は、他にも彼に興味を示すクラブがいくつかあった中、碧をフォルトゥナに獲得できたことを嬉しく思います」
田中碧:
「自分自身にとって、この大きな一歩を踏み出せたことを嬉しく思います。自分がユースの頃から所属していたクラブを離れるのは簡単ではありませんでしたが、今はフォルトゥナでの自分の役割を楽しみにしています。チームメイト、ドイツサッカー、フォルトゥナファンの皆さんと知り合うこと、そして大きな日本人コミュニティーのあるデュッセルドルフで多くの経験を詰めることを楽しみにしています」



