「自分の生まれた場所を秘匿してはいけない」
”ROT & SCHWEISS”の新シリーズにADAM BODZEKが登場
Braunschweigに所属するBenjamin Kesselとの口論は話題になったが、彼自身をソーシャルメディアでほとんど見かけることはない。そんなフォルトゥナのベテラン選手であるAdam Bodzekが、Stadtwerke Düsseldorfの提供で行われるポッドキャスト”Rot und Schweiß”に初登場。そんなBodzekはMCを務めるOliver Bendtと共に、ポーランドでの幼少期、自身のプレースタイル、そして特に警戒している審判について語り、さらには自身のキャリアを終えた後もフォルトゥナファンの記憶に残る存在になりたという想いについても語っている。
Bodzekが家族とともにドイツに渡ったのは、彼が8歳のときだった。言葉もほとんど通じないまま、新たな地で学校に通い、そこで生涯の友に出会う。「当時のクラスメイトは今でも友達です。子供の頃はいろんなことを覚えるのが早く、私は数学が他の人より得意でした。ポーランドの学校はもっと厳しかったんです」とBodzek。
長い間サッカーをしていた父親の影響でBodzekもスポーツに熱中。MSV Duisburgで後にフォルトゥナの指揮官となるNorbert Meier監督と出会いが、”Bodze”のデュッセルドルフ移籍の大きなきっかけに。それ以降、Bodzekはフォルトゥナで全283試合に出場している。このベテラン選手は「敗戦や悔しいことも数多く経験しましたが、我々は常にそこからまた自分たちを奮い立たせることができました。この歴史の一部になれたことを誇りに思います」と語っている。
そして、これからまた新たなシーズンに臨むこのMFは、チームメイトの長所を知り尽くしており、Christian Preußer新監督についても早くからポジティブに受け止めている。Bodzekは「我々のチームには、これからまた次のステップに進んで行かなければいけない若くて才能のある選手がたくさんいます。我々ベテラン選手は、彼らをサポートするために存在しています。今シーズンはエキサイティングなシーズンになります。その上、若い監督もいて、彼は最初の数日間ですでに良い印象を与えています」とコメントしている。
なお、このポッドキャストの新シリーズ及びこれまでの全エピソードは、SPOTIFY、クラブのHP、そしてフォルトゥナのアプリから試聴可能となっている (ドイツ語)。



