フォルトゥナ・デュッセルドルフとUWE RÖSLER監督は別々の道を歩むことに
クラブ首脳陣が指揮官の功績を称賛
Uwe Rösler監督とフォルトゥナ・デュッセルドルフは契約を更新しないことに双方合意した。今シーズンで契約満了となるRösler監督(52歳)は月曜日の朝にチームに別れを告げている。
2020年1月にMalmö FFからやって来たUwe Rösler監督は当時ブンデスリーガ18位のフォルトゥナ・デュッセルドルフの指揮官をFriedhelm Funkel前監督から引き継いでいた。就任後、チームを強化したRösler監督だったが、最終節で1部残留に一歩届かず。そして今季、2部リーグでの2020/21シーズンは5位で幕を閉じ、惜しくも1部昇格を成し遂げることができなかった。フォルトゥナで54試合の指揮を執った監督はクラブと双方合意の上で別々の道を歩む決断に至っている。
Uwe Kleinスポーツ役員:
「我々はUwe Rösler監督のチームに対する大きなコミットメント、そして丁寧かつ情熱的な尽力に感謝しています。Uwe監督はフォルトゥナが異例の事態に直面していた時期に就任したということもあり、彼の仕事は決して容易ではありませんでした。我々はこの全てのことに対応してくれたUwe監督に最大の敬意を称します。だからこそ、我々にとってこの決断が非常に難しく、このタイミングになってしまいました。しかし、結果としては僅かではあったものの、我々の共通目標を達成できなかったことは認めざるを得ません。すべての要素を考慮した結果、我々は新しい指揮官と新シーズンをスタートするという結論に至りました。新しい指揮官に関しては近日中に発表することとなります」
Klaus Allofs役員:
「我々はUwe Rösler監督との信頼関係、そして緊密なチームワークに感謝しています。多くの課題がある中で挑んだシーズンを後に、我々の決断は簡単ではありませんでした。しかし、最終的にはスポーツ分析の過程で、新たな刺激を与える為にも新たな指揮官を迎えることでフォルトゥナの将来にとって価値があるという結論に至りました。Uwe Rösler監督は仲間として、そして将来への希望を持ち、我々のもとを去ることとなります」
Uwe Rösler監督:
「信頼関係を築いてきたクラブ首脳陣と調和のとれた話し合いを行った結果、契約期間終了後に別々の道を歩むという結論に至りました。私はこの場を借りてクラブ首脳陣、そして監査役会の代表であるBjörn Borgerding氏に感謝の意を表します。我々は常に緊密な信頼関係を保つことができました。特にチームとクラブスタッフの献身と忠誠心にも感謝しています。これにより、離れたくない関係性が生まれました。私はフォルトゥナとファンの皆さんに最大の幸運が訪れることを願っています」



