Bericht

2020/10/09 | ニュース

「メンバー構成の結果には満足している」

Uwe Kleinスポーツ役員がインタビューに登場

移籍期間が終了した。 移籍期間最終日にKristoffer PetersonとChristoph Klarerの2選手との解約を結んだフォルトゥナは、これで冬の移籍期間までは他クラブから選手を獲得することはできないこととなる。そのため、ここ数ヶ月間で集中的な仕事に追われていたUwe Kleinスポーツ役員は、フォルトゥナ編集部のインタビューに応じ、チームのメンバー構成やユース選手の関与、またコロナパンデミックが移籍期間にもたらした影響などについて答え、束の間の休暇に入った。

Klein役員、移籍期間は月曜日に終了となりましたが、メンバー構成については満足していますか?

「我々は高いポテンシャルを持った選手を獲得できたので、チームのメンバー構成には非常に満足しています。2部降格と多くの選手との契約が満了となったこともあり、ここ数週間は我々にとって非常に集中的な期間でした。それでも、我々は共に計画を実行に移すことができました。関係者の皆様には感謝しています」

 

移籍期間が終了したことで、チームのメンバー構成のプランは終了しましたか?

「チームのメンバー構成のプランが終了することはありません。我々はすでに次の移籍期間に興味深い選手をチェックしています。また、今すぐにチームを強化できる選手にも注目しています」

 

その中でオフェンシブMFの選手には注目していますか?

「我々はそのポジションにEdgar Pribとアペルカンプ真大がいますし、必要に応じてKenan Karamanもプレーすることができます。Edgarは現在、残念ながら負傷中ですが、ここ数年間プレーしていたFürthやHannoverでは、彼がチームにどれだけ重要な存在かということを示してきています。また、シンタにも絶対的な信頼を置いています。契約を早期延長したこともそうですし、試合に出場しているので、監督からの期待も見て取れます。我々のNLZ(ユースアカデミーセンター)から選手を育成したいのであれば、彼らが試合に出場する機会を与えなければなりません。 我々は彼の能力に大きな信頼があります。ただ、スポーツ面や金銭面で我々の要望に合う選手と契約できるチャンスがあれば、新たな選手を獲得する可能性があるということは明確にしておきます」

 

メンバー構成を行う上での基本的なアイデアはありましたか?

「我々はしっかりとした目的を持ち、フォルトゥナでプレーすることを臨む選手を獲得したいという思いがありました。例えば、KlarerやPeterson、Piotrowskiなどはフォルトゥナと長期契約は、買取オプション付きの契約となっています。先ほども述べましたが、我々は今季の2部リーグでの戦いに向けて良い選手が揃っていますし、この選手たちとの長期的な契約も結んでいます。今夏には、契約が満了となった選手が多く、大規模な選手の入れ替えを余儀なくされました。これはこの先、二度とあってはならないことです。しかし、今は次の移籍期間に向けて、新たなプランをすることが可能になりました。これが我々の進む道であることは違いありません」

 

クラブを去った選手たちによるチームへの影響は?

「Kevin StögerやErik Thommy、Kaan Ayhanのような選手がクラブを去ったことの影響はもちろん大きいです。しかし、この選手たちが次のステップに進みたいという現実的な思いを抱くのは当然のことですし、この思いを受け入れることが我々フォルトゥナとしての正当な選択だと考えています。また、ここでの目的は将来的に移籍金を発生させることにあるはずです。私は、今回獲得できた選手たちが、この前に述べた選手たちと同じように、素晴らしい人間性と成長するために必要なものを兼ね備えている選手であることを確信していますし、我々にとって非常に価値のある選手になってくれると信じています」

 

コロナパンデミックが移籍期間にもたらした影響は?

「コロナパンデミックの影響により、チームのメンバー構成は困難を強いられました。しかし、これはすべてのクラブと移籍市場全体に当てはまります。移籍期間が始まった時にはほとんど動きがありませんでした。最初は我々も、どれくらいの予算で計画を立てられるのかというところから始めなければなりませんでしたので、我慢することが重要でした。さらに、この例外とも言える時期に19人の選手がクラブを去り、9人の新しい選手を獲得しなければならないというのは、非常にハードなミッションでもありました。それでも、結果的には非常に満足しています」

 

Jamil Siebertの状況をどう見ていますか?

「我々はJamilが今後もフォルトゥナでプレーしてくれることを望んでいますし、監督と共に明確なプランを示した上で、代理人と密に連絡を取り合っていきたいと思っています。我々はJamilが次のステップへ進めると信じていますし、彼のホームクラブでその可能性を提供できればと思っています。我々は彼に、センターバックのポジションでの大きな将来性を感じています」

 

NLZとトップチームの関係性をどう評価していますか?

「現在、トップチームにはNLZから何人かの選手が昇格しています。Jamil Siebertアペルカンプ真大、Dennis Gorkaには非常に満足しています。また、Nikell Touglo、Tim Köther、Michel Stöcker、Enrique Lofolomoも定期的にトップチームのトレーニングに参加しています。Nikellは不運にもプレシーズンに負傷し、長期離脱を余儀なくされており、”Emma” Iyohaも病気のためチームから離脱しています。最近はいくつかの選手が順調に昇格を果たしていることは、NLZに所属する多くのタレントのためにも非常に良いシグナルになります。ですので、NLZとの関係性には満足していますし、若い選手が積極的に成長してくれることを嬉しく思っています。フォルトゥナは若い選手をプロ選手へと成長させることにもフォーカスしています」

 

今季のプレシーズンをどう評価していますか?

「もちろん簡単なプレシーズンではありませんでした。トップチームから2人の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことで、我々にもパンデミックが直撃しました。これによりトレーニングやテストマッチは中止となりました。大きな選手の入れ替えを考えると、チームを作り上げる上で、毎回のトレーニングや試合が重要になってきます。また、プレシーズンでは、ファンの方々にアリーナでのシーズンオープンデーに参加してもらえなかったことは非常に残念でした。現在、動員数が制限されているものの、少しでも多くのファンの方々に、スタジアムで試合を観戦してもらえることを非常に嬉しいく思います。ピッチ外では、 Kaan Ayhan、Nana Ampomah、Bernard Tekpeteyなどとの複雑な移籍取引が行われましたが、我々はクラブとしてこの問題を上手く解決できました」

 

今シーズンの抱負と目標と教えてください。

「私はスローガンが好きではありません。異例な状況と大規模な選手の入れ替えがあった後、我々はチーム作りに時間が必要になります。また先週にはLuka Krajnc、Kristoffer Peterson、Christoph Klarerと、3人の新加入選手がチームに加わっています。全てが自動的に機能するまでには、数多くのトレーニングが必要であることを誰もが理解しなければなりませんし、これにはもう少し我慢が必要になります。クラブの目標は今、クラブ首脳陣、監督、チームと共に話し合っていますので、近日中に明確な目標を公言することとなります」


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