「これは歴史的なチャンスだ」
ドイツ杯準々決勝1.FC Saarbrücken戦に向けたUwe Rösler監督のコメント
「我々はドイツ杯のベスト4入りを果たすための歴史的なチャンスを得た」と話すUwe Rösler監督は、火曜日の夜に待ち受けるドイツ杯の試合が持つ意味に言及している。フォルトゥナは準々決勝で、ドイツ4部リーグに所属する1.FC Saarbrückenと、アウェーにて18:30にキックオフを迎えることになる。
この絶好の機会をものにするために、Hermann-Neuberger-Stadionで行われる試合では「勝ち進むために必要な選手たちを起用する」と明言するRösler監督は、この一戦に向けたベストのメンバーを選ぶつもりだ。それはつまり、先週金曜日のHertha BSC戦からいくつかのポジション変更を行うことになることを意味しており、「少なくともスターティングメンバーに3つの変更を行う」ことを明言をしている。
Hertha戦の3失点を喫した後半45分については、「(試合翌日の)土曜日はこの結果を受け入れるのに時間を要することとなったが、日曜日にはだいぶ切り替えることができた」と話すRösler監督だが、この試合からも「こういう結果になったことで、選手たちが逆によりまとまることもある」とポジティブな要素を見出している。
フォルトゥナ指揮官はHerthaとの一戦を振り返っただけでなく、次に待ち受けるジャイアントキラークラブについても言及している。「(相手は格下クラブではあるが、)この試合に関してだけ言うと、決して簡単なものではないが、我々はすでにしっかりと分析を進めている。彼らはカウンター攻撃に大きな長所を持つチームだ。そういった強みがあってこそ、プロ3クラブを退けることができたのだ。この部分について、我々は最大級の警戒をしている」と話している。
ドイツ杯に挑むチームの指揮官には、PK戦になった場合についての準備についての質問もつきものだが、これについてRösler監督は「その練習はしていない。ただし、もしそういったケースになった場合、誰がキッカーを務めるかについては大体想定している」と答えている。
いずれにしても火曜日の夜は、この”歴史的チャンス”を活かし、ドイツ杯ベスト4進出を果たすために、チーム一丸となって挑むことになる。