快進撃を続けるSaarlandからの刺客
対戦相手チェック:1.FC Saarbrücken
イングリッシュウィークだ。フォルトゥナは火曜日の夜、18:30キックオフでドイツ杯ベスト4進出を掛けて1.FC Saarbrückenとアウェーで対戦する(試合会場:Völklingen)。現在ドイツ4部に所属するクラブが相手となるが、4部リーグではこのクラブがドイツ杯でここまで勝ち上がってきたことを証明している。
ベスト8入りまでの道のり:
1.FC Saarbrückenは今シーズンのドイツ杯において、ブンデスリーガ1部1クラブ及び、ブンデスリーガ2部2クラブを撃破している。1回戦でJahn RegensburgにGilian Jurcherのラストミニッツゴールで3-2で競り勝つと、2回戦でも1.FC Kölnを相手にやはりロスタイムに決勝点を決め、3-2で勝利していた。そして3回戦ではKarlsruhe SCと対戦し、延長にまでもつれ込む激闘を演じたが決着が着かず、PK戦の末に勝利してベスト8進出を掴み取っていた。
所属リーグでは圧倒的なパフォーマンス:
FCSは現在所属するドイツ4部リーグ(Regionalliga Südwest)で圧倒的な強さを見せている。現在22試合が消化した時点で獲得勝ち点55点、2位に6点の差を付けて堂々の首位に立っている。なお、2020年に入ってからのリーグ戦2試合では、無失点となっている。
指揮官:
38歳のLukas Kwasniok監督は、Arminia BielefeldとSV Sandhausenでプレーをし、引退後はOSV RastattとTSV Reichenbachで監督を務めたのち、Karlsruhe SCとCarl Zeiss Jenaを経て、2019年12月に1.FC Saarbrückenの指揮官に就任している。
元フォルトゥナ所属選手:
この一戦ではフォルトゥナにとって、良く知った選手らとの再会も待っている。今シーズンFCSには、フォルトゥナでプレーした過去を持つ3選手が所属している。
カナダ人のKianz Froeseは、2017年から2019年の間に、フォルトゥナU23チームで55試合に出場し、16得点を記録していた。またMergim Fejzullahuは、ユースアカデミー時代を含めて2013年から2016年の4年間フォルトゥナのユニフォームを着てプレーし、U23チームでは54試合(4得点)に出場していた。またDinslaken出身のTimm Golleyは、ブンデスリーガ2部で10試合に出場していたほか(1得点)、U23チームでも54試合でピッチに立ち、13得点を決めていた。