「毎試合、違うことが問われることになる」
Hertha BSC戦に向けたuwe Rösler監督のコメント
会見の冒頭に前節のSC Freiburg戦での勝利を振り返ったUwe Rösler監督は、「あの勝利はみんなにとって大きな救いとなった」と話したが、「しかし選手たちはすぐに切り替えて、次のHertha戦に向けて集中できていることを、練習の中から感じ取れている」と続けている。このHerthaとの試合は、金曜日の夜20:30キックオフで、ホームにてキックオフを迎えることになる。
「私の中ではこの先、ブンデスリーガ残留を賭けて2チームと争うことになると予想している」と話すフォルトゥナの指揮官は、「きっとHerthaは前節の結果(ホームにて1.FC Kölnに0-5の大敗)を修正してくるであろう。しかし我々はより自分たちに集中する必要がある。2020年最初のリーグでの(アウェーでの)勝利を収めた先週から、今週はホームでファンの皆さんに勝ち点3点をプレゼントしたいと思っている」と続けている。
狙いとしては、この試合に勝利することで14位に位置するHerthaとの差を縮めることだ。「我々はHerthaをこの残留争いに巻き込みたいと思っている。この残留を賭けた戦いに1チームでも多くが巻き込まれてくれることは、我々にとっては有難いことだ」と説明するRösler監督だが、「しかしそのためにも、我々は自分たちに課されている課題をクリアしなくてはならない。ブンデスリーガには我々にとっては厳しい戦いしか存在しない。そして毎試合、違うことが問われることになる。我々はチャンスを掴み、勝者としてグラウンドを後にするために、常に限界に挑み続けなくてはならないのだ」と、自身のチームにも言及している。
Hertha戦から4日後にはドイツ杯ベスト4を賭けた1.FC Saarbrückenとのアウェー試合が待ち受けているが、指揮官はこの試合についてはまだ全く頭にはないようだ。「私は常に目の前に迫る試合にしか集中できないタイプの指導者だ。1試合ごとに本当に多くのことにこだわり準備をするため、ときには相手チームのことを分析できないこともある」と話しているように、Rösler監督率いるチームは金曜日のHerthaに向けて全力を尽くすことになる。