「ポジションが保証されている選手はいない」

#F95VSLEIPZIG 戦に向けたFriedhelm Funkel監督のコメント。

スポーツ界で好まれる「勝利したメンバーは変えない」というスローガンは、Friedhelm Funkel監督にとっては必ずではない。指揮官は常に次の試合に向けてベストなメンバーを選ぶことに注力している。自身のチームの戦術面から、現在4位に位置する相手チームのメンバーから、そして今週のトレーニングの様子から、経験豊富な指揮官は選手たちを観察している。

Funkel監督は、「我々は日曜日にブンデスリーガの中でも運動量が豊富で、非常にアグレッシブなチームと対戦する。Leipzigの攻撃陣は、秀でた能力を持っている。Timo WernerとYussuf Poulsenに加え、その後ろにはKevin KamplとMarcel Sabitzerが並んでいるが、とても豪華な面々である」と話し、「彼らはたくさんの経験値を有するトップレベルの監督が率いるトップクラスのチームだ。彼らと対戦することは非常にハードな任務ではあるが、ここ数試合で披露しているパフォーマンスを見せることで、勝ち点を獲得することができるかもしれない」と続けている。

 

アウグスブルクでの一戦で2-1の勝利を収めた試合で決勝ゴールを決めたBenito Ramanはスターティングメンバー入りの可能性があるが、この件については「誰もがスタメン入りの資格がある」と、チーム全体に目を向けている。「Benitoが(先週の試合で)得点を決めたことは、我々にとっても彼にとってもとても嬉しいことだ。しかしそれでも、またベンチスタートになる可能性だってある。すべては我々がどのような戦術でこの試合に挑むか、そして相手チームのメンバーをどのように考えるかによるであろう。もちろんそれはほかの選手たちにも同様のことが言える」と、言及を避けている。

そのように話したのち、少し開けて別の視点から、「我々は現在フィットしている20人のフィールドプレーヤーを持っているが、私はそこから16人しかベンチ入りさせることができない。この判断を下すのは、日に日に難しくなっている。それはときには、何人かの選手にとっては失望になることもあるであろう。私はそういった(メンバー外となる)選手には、できるだけ説明をしようと努めているが、常に全員にできるわけではない。すべての選手に公平でいることはできない」と話すとともに、「ポジションが保証されている選手はいない」とも続けている。

 

そのほか、グッドニュースとして、「Jean Zimmerは順調に回復している」と話したFunkel監督は、「順調にいけば彼は来週月曜日の全体練習から合流することができるだろう。Marcel Sobottkaに関してはおそらくもう1週間ほど長くかかりそうだが、彼も非常に順調に回復している」と話しているが、彼らが復帰してくることで、指揮官の悩みはより難しいものになるであろう...