「私はFWを得点だけでは評価しない」
アウェーSTUTTGART戦に向けたFRIEDHELM FUNKEL監督の記者会見。
先週末のTSG Hoffenheim戦で2000日以上ぶりにブンデスリーガ1部での勝利を味わったフォルトゥナだが、続いては今週金曜日にアウェーでVfB Stuttgartと激突することになる(20:30キックオフ)。この一戦に向けてFunkel監督は、「キックオフからアグレッシブにプレスを掛けてくるであろう」と予想をしている。
Kaan Ayhanが水曜日のトレーニングに参加できたことで、「彼はプレーすることができる」とゴーサインを出したFunkel監督は「我々は次の試合でも勇気を持って、情熱的にそれでいてクレバーに戦わなくてはならない」とコメントしており、そのためにもAyhanの復帰はチームにとって非常に重要になる。
開幕からここまで非常に良く機能しているチームだが、その中で重要な役割を担っているRouwen HenningsとMarvin Duckschのツートップは、今シーズンの初ゴールを挙げていない。これに対し指揮官は、「私はFWを得点だけでは評価しない」ことを主張しており、「ブンデスリーガでは彼らは別の役割をしっかりとこなしてくれている。彼らはまずチームのためにプレーすることが求められており、それを彼らはしっかりとこなしてくれている」と、彼らへの評価と信頼を口にしている。
これについては、「あるシーズンで私は1得点も挙げることができなかったが、それでも当時の私の監督は、常に私をピッチに送り込んでくれた。なぜなら彼は私がチームのためにしっかりと走り、チームのために貢献するプレーをしていたことを評価してくれたからだ。それを私も受け継いでいる」と、自身の現役時代を振り返った。
今週末からは、平日にも試合を行うイングリッシュウィークが待ち受けている。Stuttgartでの対戦ののち、8日間で2試合をこなすことになるフォルトゥナにとって、「我々のプレースタイルは非常に体力を消耗するものだ。選手をローテーションさせることは十分に考えられる」と話すFunkel監督だが、「ただし、それは単純に選手を休ませるという意味ではなく、しっかりとトレーニングを積んでいる選手たちを評価するという意味だ」ということを強調している。
なお、Kaan Ayhanにゴーサインが出た一方、Oliver Fink、Andre Hoffnmann、Aymen Barkokの出場は見合わせることとなる。