KFC UERDINGENとのテストマッチで1-1。
急遽実施されたテストマッチで宇佐美貴史がフル出場。
フォルトゥナは金曜日の午後、急遽ドイツ3部クラブKFC Uerdingenとテストマッチを実施し、試合はRobin Bormuthの得点で1-1の引き分けとなった。
この日のテストマッチでは、長期の負傷離脱からAdam Bodzekが復帰を果たしたほか、U23チームGK Jannick Theißenがトップチームでの試合に初出場する機会を得た。なお、今テストマッチで、UerdingenのMaximilian Beister、Kai Schwertfeger、そしてStefan Reisingerアシスタントコーチが、久々のフォルトゥナとの再会となった。
試合は開始から両チームともに好機を作れない立ち上がりとなる。それでも18分、KFCのChristian Dordaが右サイドからのセンタリングにボレーで合わせるも、シュートは僅かにフォルトゥナゴールマウスを外れていく。
これに続いてのチャンスはフォルトゥナ。27分にKevin Stögerからが相手ディフェンスラインの裏へチップパス出すと、そこに宇佐美貴史Takashi Usamiが抜け出し、GK Rene Vollathと1対1のシーンを迎えるも、この決定機は決めきれない。さらに32分にはBenito Ramanからのパスを受けたKenan Karamanがシュートするも、再びVollathの好セーブの前に、チャンスを活かしきれない。
するとその3分後、Beisterのヒールシュートがフォルトゥナのゴールラインを割るも、その前にファールがあったとの判定により、このゴールは認められない(35分)。一方フォルトゥナもその2分後に、宇佐美からのパスを受けたRamanが狙うも、またもVollathのセーブに阻まれ、得点には至らない(37分)。
39分にはこの日多くのチャンスに絡む宇佐美が、前半最大のチャンスを掴むも、Karamanからのラストパスを受けて放ったシュートは、相手GK正面に飛び、ゴールネットを揺らすことができない。
前半終了間際には、Matthias ZimmermannからのセンタリングにKaramanが頭で合わせるも、ボールは再びVollathの腕の中に納まってしまう(45分)。こうして前半はスコアレスのまま折り返すこととなった。
後半に向けてFriedhelm Funkel監督は、Diego Contentoに代えてAlfredo Moralesを投入し、FC Ingolstadtから加入した新加入選手をセンターバックのポジションに配置。これによりNiko Gießelmannが左サイドへとポジションチェンジを行った。
しかし得点は相手チームサイドに生まれることに。65分、コーナーキックのチャンスから、Christopher Schorchに頭で押し込まれ、先制点を奪われてしまう。これに対しフォルトゥナも、すぐさまDavor Lovrenが同点ゴールを狙うも、シュートは僅かに相手ゴールの枠をとらえきれない(66分)。
それでもフォルトゥナは71分、こちらもコーナーキックからRobin Bormuthがヘディングで同点ゴールを奪うことに成功する。その後はどちらのチームも攻め手を欠き、そのままタイムアップを迎え、代表ウィークを利用して行われたテストマッチは、1-1で引き分ける結果となった。
フォルトゥナメンバー表:
Theißen – Zimmermann, Bormuth, Gießelmann, Contento (46分 Morales) – 宇佐美, Bodzek, Stöger, Lovren (76分 Nielsen) – Raman (71分 Kujovic), Karaman
Uerdingenメンバー表:
Vollath (63分 Benz) – Bittroff (63分 Chessa), Schorch (74分 Krempicki), Erb (74分 Mohammad), Dorda (63分 Dörfler) – Ibrahimaj (63分 Holldack), Öztürk (74分 Müller), Konrad (74分 Schwertfeger), Litka (46分 Pflücke) – Aigner (63分 Musculus), Beister (46分 Yesil)
得点者:
0₋1 Schorch (65分)
1₋1 Bormuth (71分)