「決して侮れる相手ではない」
Koblenzでのドイツ杯1回戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
ついにフォルトゥナの新シーズンがスタートする。今週日曜日のドイツ杯1回戦で、現在5部リーグの首位に立つTuS Rot-Weiß Koblenz戦と対戦するが、これはフォルトゥナにとっての今シーズン最初の公式戦となる。この一戦を前に指揮官も「我々は長いサマーブレイクと、素晴らしい準備期間を過ごしてきた。スタートする準備は出来ている」と喜びを口にしている。
「Koblenzは(新シーズンが始まってから)4試合すべてに勝利し、現在リーグの首位に立っている。我々は彼らをリサーチしたが、決して侮れる相手ではない」と警戒心を強めるFriedhelm Funkel監督だが、この言葉に関わらず、選手には気の緩みは一切ない。指揮官は「我々はこの試合で次のラウンドに進むために、しっかりと良いパフォーマンスを見せなくてはならない。この試合に関して言えば、当然我々が優位にあることは間違いないが、謙虚にこの一戦に向かわなくてはならない」と続けている。
ここ最近を振り返ってFunkel監督は、「我々はここ2年、良い形で1回戦を突破することが出来ている。3-0でRostockに勝利した2年前と、Bielefeldとの激戦を制した去年だ。今年も2回戦に進出することが出来ればいいなと思っている」と、この一戦への意気込みを語っている。
ドイツ杯について、自身の考えに言及した指揮官は、「ドイツ杯の決勝を常にベルリンでやるというDFBの決断は非常に適切なものだった。これによりオリンピアスターディオンは”ドイツのウェンブリー”となったし、どのクラブもそこを目指すようになった」とコメントしている。
しかしそこまでは当然長い道のりであり、現在目の前にあるのは、この大会の1回戦ということになる。この試合に向けては、負傷離脱中のOliver Fink、Adam Bodzekに加え、Havard Nielsen、Aymen Barkokもメンバー入りするコンディションには至っていない。
また、金曜日のトレーニングを中断したNiko Gießelmannの出場が不透明となっているほか、GK問題についても、どちらがゴールマウスに入るかは明確にはなっていない。「これについての決断は来週決めようと思っている」と述べた指揮官の言葉から、今週日曜日の試合に出場するGKが、Augsburg戦のゴールマウスに立つとは限らないことを意味している。