テストマッチでKARAMANが4得点。

FC Remscheidに8-0で勝利。

フォルトゥナは水曜日の夜、FC Remscheidとっテストマッチを行い、8-0で勝利した。この試合ではフォルトゥナ復帰後初の試合出場となった宇佐美貴史がヘディングでゴールを記録したほか、Kenan Karamanが4得点、Benito Ramanが2得点、そしてRouwen Henningsもゴールネットを揺らし、勝利に貢献した。

解体される予定になっているRöntgenstadionで、ブンデスリーガクラブがプレーするのはおそらく最後になるであろうFC Remscheidとのこのテストマッチは、開始10分にまずフォルトゥナがチャンスを掴む。しかしコーナーキックに頭で合わせたGökhan Gülのシュートは、ゴールバーを直撃し、先制点には至らない。それでもその3分後には、エースRouwen Henningsが左足でゴールネットを揺らし、フォルトゥナが早い時間に1点のリードを奪うことに成功する。

ここからは更に試合の主導権を握り、フォルトゥナが積極的に攻撃を仕掛ける展開に。しかし16分のDodi Lukebakioのシュートはミートせず、24分のKaramanのシュートも枠を捉えきれない。さらにDavor Lovrenのセンタリングに頭で合わせたKaramanだったが、ボールは再びゴールバーを叩き、ゴールネットを揺らすことはできない(29分)。

それでも32分、ついにトルコ人ストライカーがゴールを決めることに。左サイドからのセンタリングをHenningsがすらすと、そこにKaramanが合わせてリードを2点に広げることに。その後も多くのチャンスを作ったフォルトゥナだったが、前半はこの2得点のみで、ハーフタイムを迎えることとなった。

後半に入り、Funkel監督は新しく7選手をピッチに送り込む。試合は立ち上がりからフォルトゥナが優位に進めると、52分には左サイドからRamanが上げたセンタリングに、フォルトゥナ復帰後、初のテストマッチ出場となった宇佐美が、走り込みながら頭で合わせてチーム3点目を記録することに成功する。

続けて53分にTaylan Dumanがゴールバー直撃のシュートを放つと、54分にはRamanが相手GKと1対1のシーンを迎えるも、これを決めきることが出来ない。それでも59分、宇佐美が右サイドを突破してセンタリングを上げると、これにKaramanが合わせて、この日2点目となるゴールを決める。

その3分後には、PKのチャンスを得た元Hannoverストライカーだったが、これは足元を滑らせ、シュートはゴールバーを越えていってしまう。それでも65分には再び左サイドを突破した宇佐美のセンタリングを、最後はRamanが頭で押し込み、チーム5点目。続けて66分には、前線からハイプレッシャーを掛けて奪ったボールを、最後はKaramanが決めて6-0。

その後も74分にはRamanが、75分にはKaramanがそれぞれ追加点のチャンスを得るも、これはどちらも僅かに決めきることが出来ない。それでも試合終了3分前には、Karamanが自身この日4点目となるゴールを決めると、90分にはKevin Stögerがダメ押しゴールを決めて8-0。そしてその直後にタイムアップとなり、フォルトゥナがこのテストマッチに大勝する形で、試合は終了となった。

Friedhelm Funkel監督:

「相手はもちろん失点をしないようにディフェンスをしていたし、場合によっては非常にうまく機能していることもあった。また我々もPKを外したように、大きなチャンスを決めきれない部分があった。そういう意味でも、今日は私は全てにおいて満足というわけではないが、運動量や強度という部分では、チームの選手たちはしっかりとやってくれたのではないかと思っている」

フォルトゥナ前半メンバー:

Rensing – Zimmermann, Gül, Hoffmann, Contento – Lukebakio, Sobottka, Duman, Lovren – Karaman, Hennings

フォルトゥナ後半メンバー:

Rensing – Zimmer, Ayhan, Gül, Lucoqui – Usami, Duman, Morales, Raman – Stöger, Karaman

得点者:

0-1 Hennings (13分)

0-2 Karaman (32分)

0-3 宇佐美 (52分)

0-4 Karaman (59分)

0-5 Raman (65分)

0-6 Karaman (66分)

0-7 Karaman (87分)