ACフィオレンティーナと1-1の引き分け。
サードユニフォームが初披露となった試合でMarvin Duckschが得点。
フォルトゥナはシーズンオープンデー”Erstliga-Check-In”の中で、イタリアの伝統クラブACフィオレンティーナと対戦し、1-1で引き分けることとなった。なおフォルトゥナの得点は、新加入のMarvin Duckschによるものだった。
このACフィオレンティーナとの一戦で、ドイツ杯1回戦のTuS RW Koblenz戦をイメージさせるメンバー構成を少し見せたFriedhelm Funkel監督。ゴールマウスにはRaphael Wolfが入り、またフォーバックにはJean Zimmer、Kaan Ayhan、Robin Bormuth、Niko Gießelmannが並んだ。またダブルボランチにはMarcel SobottkaとAlfredo Molaresが配置され、オフェンシブMFにはDodi Lukebakio、Kevin Stöger、Benito Ramanが、そして前線にはMarvin Duckschが入る形でキックオフを迎えた。
多くのビッグネームを抱えるACフィオレンティーナは、開始早々からそのクオリティを見せつける。まずは2分、右サイドからGiovanni Simeoneがフリーで抜け出すと、フォルトゥナディフェンスの裏へラストパス。これをFederico Chiesaがチップキックで狙うも、これは僅かにフォルトぅなゴールポストの脇を外れていく。
これに続くチャンスは18分、直接フリーキックからBiraghiが危険なシュートを放つも、これはWolfが横っ飛びで弾き出す。しかしその6分後、この均衡を破られてしまう。中盤でパスミスを奪われると、ショートカウンターから最後はCristobal Montielにゴールネットを揺らされることに(24分)。
これに対しフォルトゥナもすぐに反撃に出る。RamanがDuckschとのワンツーから抜け出すと、中央のLukebakioにラストパス。しかしこれは子のベルギー人アタッカーのシュートは、相手GK Lafontのスーパーセーブに阻まれ、得点には至らない(26分)。
続いては30分を過ぎたところで、Duckschが続けざまにチャンスを得る。Lukebakioが右サイドを個人技で突破し、中央へセンタリングを上げると、大外で待っていたDuckschがダイレクトボレーシュート。これは相手GKが素晴らしい反応を見せるも、さらにそのこぼれ球に反応したDuckschが再度ジャンピングボレーで狙う。しかしこれも惜しくもゴールバーを越えていくことに。
しかしこれに続くチャンスで、ついにフォルトゥナが同点に追いつくことに。41分、Lukebakioが中央へラストパスを送ると、それを受けたDuckschがトラップで相手DFの間を抜け出し、最後は右足でゴールネットへ突き刺すことに成功。こうして前半を1-1で折り返すこととなった。
後半の立ち上がり、フォルトゥナは勝ち越しのチャンスを得る。46分、Stögerが直接フリーキックで狙うも、これは相手GKに弾き出される。それで得たコーナーキックのチャンスで、Stögerの蹴ったボールにGießelmannが頭で合わせるも、シュートは僅かに枠の上へ(47分)。
そこから試合は拮抗することとなるが、それでも中盤で激しい攻防が繰り広げられる。70分にはミドルシュートがWolfを襲ったが、これはフォルトゥナ守護神が安定したセービングを見せて失点は許さない。
88分には途中投入されたDavor Lovrenからのセンタリングに、こちらも途中出場を果たしたTaylan Dumanが頭で合わせるも、惜しくも相手のディフェンスに阻まれ、勝ち越しゴールには至らない。
そして試合はそのままタイムアップとなり、1-1で引き分ける結果となった。
フォルトゥナメンバー表:
Wolf – Zimmer, Ayhan, Bormuth, Gießelmann (62分 Contento) – Sobottka (46分 Hennings), Morales – Lukebakio (62分 Lovren), Stöger, Raman (62分 Zimmermann) – Ducksch (87分 Duman)
得点:
0-1 Montiel (24分)
1-1 Ducksch (41分)
観客数:
4496人