【U23】「我々の目標は残留すること」
新シーズン前のNico Michaty U23チーム監督のインタビュー。
フォルトゥナU23チームは7月28日(土)14:00キックオフでホームにてSV Lippstadt 08と新シーズンの開幕を迎える。この新シーズンのスタートを前に、U23チームの新しい指揮官でもあるNico Michaty監督が、チームの目標やこれまでの印象などについて、インタビューに答えている。
Michaty監督、新しいチームの監督に就任して約1ヶ月活動をしてきましたが、ここまでの印象はいかがですか?
総合的に言うと、とてもポジティブです!選手たちは非常に頑張ってくれているし、高いモチベーションを示してくれています。チームの雰囲気はとても良いですし、今期間を通じてより良くなってきています。それらはシーズンを戦っていくうえで、非常に重要なものだと思っています。
ここまでの準備期間では、何試合かで勝利を収めた一方で、Jong PSV Eindhovenには0-5で敗れています。その辺はどのように評価していますか?
Eindhoven戦に関してですが、我々の20人の選手のうち、11人がこの試合には出場できませんでした。数選手はトップチームのキャンプに参加しており、数選手は負傷離脱、またMuhayer OktayはU19欧州選手権に参加していたし、三宅海斗は出場停止(テストマッチでレッドカードを提示され、2試合の出場停止)でした。しかしシーズンの開幕のSV Lippstadt戦では、しっかり戦えるメンバーで挑むつもりです。
Lippstadtという名前が出ましたが、開幕戦の相手をどのように考えていますか?
おそらく彼らは昨シーズンの昇格を果たした勢いを持って、新シーズンに挑んでくるでしょう。我々はフィジカルで負けない成人サッカーを示しながら、その中で明確なアイディアを持って、良いサッカーをしていきたいです。開幕戦として、非常に難しい試合になるとは思います。
VfL Bochum Ⅱの監督としてこれまでにドイツ4部Regionalliga Westで101試合を指揮したのち、FrankfurtとHannoverでの7年間を経て、再びこのリーグに戻ってきたわけですが、またこのカテゴリーで指揮されることを楽しみにしていますか?
もちろんです!ここは非常にレベルが高く、魅力的なRegionalligaで、伝統的なクラブも多く所属しているところです。今シーズンは、このリーグで優勝することで3部リーグに自動昇格することが決まっていますし、Viktoria KölnやRot-Weiß Essen、Wuppertaler SV、Rot-Weiß Oberhausen、Borussia Dortmund Ⅱらはそれを真剣に狙っているでしょう。そういうリーグで戦うというミッションは非常に楽しみです。
シーズンを通じての目標は「リーグ残留」ということになりますか?
そうですね。チームとしての間違いない目標としては、Regionalliga Westに残留するということです。それに加えて、若い選手たちを育てるということも重要です。おそらく我々のチームは、このリーグの中で最も若いチームでしょう。多くの選手たちは、昨シーズンまではU19ブンデスリーガを戦っていたのですから。
そんな若いチームの中で、フォルトゥナ復帰となったAndreas "Lumpi" Lambertzは例外となるでしょうが、若い選手の見本になる存在としての、ここまでの彼のチームの中での振る舞いはどのようなものですか?
素晴らしいの一言です!私は、"Lumpi"が我々のチームにいることをとてもとても嬉しく思っています。これまでの準備期間で、彼がその人間性と経験値をもってして、若い選手たちに多くのアドバイスをしてくれ、そして彼らの良い見本となってくれていることは、十分なほど見て取れます。彼は我々の目指すものをしっかりと理解し、そして先頭に立って引っ張ってくれています。もちろん土曜日の試合でも、彼はキャプテンとしてチームを率いることになります。