「首位の座を守り抜きたい」
Holstein Kiel戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
先週末、1つ目の大きな目標であったブンデスリーガ1部への復帰を確定させたフォルトゥナは、これに続いて2つ目の目標である首位の座を守り抜くという大きなミッションに挑む。今週日曜日、Friedhelm Funkel監督率いるチームは、ホームにHolstein Kielを迎え撃つことになる(15:30キックオフ)。
先週末にブンデスリーガ1部復帰を確定した選手たちは、その後に昇格を祝ったが、現在は残りの2試合に向けて頭を切り替えており、Funkel監督は「選手たちは非常に集中している。我々は長い間、このリーグの首位に立ち続けてきた。それを座を守り抜きたい」との思いを口にしている。
首位を貫くということは“マイスターシャーレ”を手にすることを意味するが、「それが欲しいわけではない。でもそれを手にするということは決して悪いことではない。デザイナーはそのために努力をして作ってくれているわけだしね。ただ、私にとって大事なことは何を手にするかということではなく、一番になるということなんだ」と、現在の順位をシーズン終了まで守り抜くことへ強い気持ちを示している。
続けて指揮官はチームに言及し、「私はこのチームに非常に誇りを持っている。彼らはネガティブな状況に陥った時も、それをしっかりと乗り越えてくれ、そして最終的に昇格という大きな目標を達成してくれた。今週日曜日、我々の超満員となるホームスタジアムは、選手たちが自ら引き寄せたものと言っても過言ではない」と最大の賛辞を送っている。
一方、今週の対戦相手であるKielは、この状況に一石を投じる気持ちで乗り込んでくることになる。「彼らは素晴らしいシーズンを過ごしてきた。彼らはこのリーグで最も多くの得点を決めている。そして特にアウェーでの数字は特筆すべきものだ。最近ではDresdenで4得点を決めたのちに、Ingolstadtでも5得点を記録している。これは素晴らしい数字であるとともに、彼らがカウンター攻撃に非常に力を持っていることを意味している」と警戒心を強めている。
この一戦に向けて、Oliver Fink、Andre Hoffmann、Gökhan Gül、Tim Wiesnerに加え、5枚目の累積及び、今週末に肉離れを負ったFlorian Neuhausも出場することはできない。これについては「非常に残念だ。Nürnberg戦で起用することを考えていた」とコメントしている。
しかしまずは、今週末のKiel戦に残りのメンバーで全力で立ち向かうことになる。