テストマッチでFortuna Kölnに1-3の敗戦。
宇佐美貴史の得点で追いつくも、その後に失点を重ねることに。
フォルトゥナは代表ウィークを利用し、Fortuna Kölnとテストマッチを実施したが敗戦となった。前半は先制を許すも、宇佐美貴史のゴールで追いつきハーフタイムを迎えたが、後半にHamdi Dahmaniに2得点を奪われ、1-3で敗れることとなった。
3部リーグで2位に位置するFortuna Kölnとのテストマッチは、いつもとは少し違うメンバーで挑むこととなった。それにより、GK Tim Wiesnerの前にJulian Schauerte、Gökhan Gül、Robin Bormuth、Lukas Schmitzが並び、中盤には宇佐美貴史Takashi Usami、Taylan Duman、Adam Bodzek、Davor Lovrenが入ることに。そして前線はEmir KujovicとHavard Nielsenがツートップを組むこととなった。
試合は両チームともに立ち上がりからハイプレッシャーを掛け合うも、なかなかシュートチャンスを作り出すことができない。それでも17分、フォルトゥナが最初の好機を掴む。右サイドのSchauerteがサイドを駆け上がりセンタリングを上げたところにNielsenが頭で合わせるも、しかしボールは僅かに相手ゴールマウスを外れてしまう。
するとその直後、Fortuna Kölnもファーストチャンスを作ると、そのまま先制点を奪われることに。中央でマークが甘くなった隙を突かれ、Okan Adil Kurtがドリブルで駆け上がりながらミドルシュートを打つと、それがフォルトゥナゴールへ吸い込まれてしまう(18分)。
しかしこれに対し、フォルトゥナもすぐさま反撃に出る。25分、Lovrenからのパスを受けたSchmitzが左サイドをオーバーラップすると、そのセンタリングに宇佐美がニアで合わせてゴールネットを揺らし、すぐさま試合を振り出しに戻すことに成功する。
その後は両チームともに追加点のチャンスを作るも、どちらも得点は奪えないまま、前半は1-1でハーフタイムを迎えることとなった。
後半に向けて選手交代を行わなかったフォルトゥナに対し、Fortuna Kölnは多くのフレッシュな選手を投入することに。すると最初のチャンスはフォルトゥナに。47分、Lovrenが2列目から強烈なシュートで相手ゴールを脅かすも、これはわずかにゴールバーを超えていく。続けて55分には、Kujovicが反転しながらボレーシュートを放つも、これもわずかにゴール脇を抜けていき、追加点を奪うことができない。
すると得点は再び逆サイドに生まれることに。Hamdi DahmaniがDominik Ernstにスルーパスを通すと、その折り返しに自ら走り込み、いとも簡単にフォルトゥナゴールネットを揺らしてしまう(57分)。
後半から投入されたフレッシュなDahmaniは、その後も積極的に攻撃を仕掛けてくると、70分にはMichael Kesselの折り返しを押し込み、この日2点目となるゴールを決めて、リードを2点に広げられてしまう。
フォルトゥナもNiko Gießelmann、金城ジャスティン俊樹Justin Toshiki Kinjo、Andre Hoffmannらに続き、Karlo Igor Majic、Jerome Kiesewetterを投入して反撃を試みたが、その後は大きな決定機を作ることができず、結局試合は1-3でタイムアップを迎えることとなった。
フォルトゥナ・デュッセルドルフメンバー:
Wiesner - Schauerte, Gül, Bormuth, Schmitz (60分 Gießelmann) - 宇佐美 (75分 Kiesewetter), Duman (60分 金城), Bodzek (60分 Hoffmann), Lovren - Kujovic, Nielsen (75分 Majic)
得点者:
0-1 Kurt (18分)
1-1 宇佐美 (25分)
1-2 Dahmani (57分)
1-3 Dahmani (70分)