「また変更もあり得るだろう」
Darmstadt 98戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
フォルトゥナの試合の予定を見ると、ファンにとってはワクワクするプログラムが続くことになる。金曜日の夜には1部からの降格クラブDarmstadtとの対戦するほか、その4日後には、ドイツ杯2回戦としてニーダーラインダービーとなるBorussia Mönchengladbach戦が控えている。しかしFriedhelm Funkel監督は「我々は今週金曜日のDarmstadtとの一戦に最大限の集中をしている」ことを強調している。
「(Darmstadtは)クラブとしてもチームとしても、再び1部リーグに戻ることを求めている」と今節の対戦相手について話し始めたFunkel監督は、「そしてそれは正しい考えだ。Torsten Fringsが監督に就任してから、チームは非常に安定した戦いを見せている。彼が監督に就任したとき、誰もがDarmstadtの降格を予想していたが、その中で何度も希望を持たせるようなパフォーマンスを披露した。」それでも2部降格を免れることはできなかったが、「(降格した2部リーグでは)最初の4試合で勝ち点10点を獲得しており、良いスタートを切った」相手に対し、「彼らはここ2試合で連敗するなど、少し難しい状況を迎えているが、それでも彼らとの戦いが非常に難しいものになるだろう」と警戒心を強めている。
なぜFunkel監督が彼らへこれだけの警戒心を口にするのかについて、ジャーナリストたちはそのあとの言葉を聞けば納得することができるであろう。「Darmstadtは非常に良い経験豊富な選手たちがいるチームだ。彼らは決して諦めることはないし、例えリードを許すような状況でも、それをひっくり返す力がある。彼らはまさに監督であるTorstenの現役時代と同じようなパフォーマンスを見せるんだ」と述べる指揮官は、「彼らはまた本来の調子を取り戻すだろう」と続けている。
そのベクトルが金曜日の夜にFunkel監督のチームに向かうことに関しては、「我々は彼らと対峙する上で、再び100%のパフォーマンスを引き出さないといけない」としているが、4日後に控えるBorussia Mönchengladbach戦に向けて、選手の温存などをすることは考えていないことを強調している。しかし「フォーメーションについては、また変更もあり得るだろう」とする指揮官は、「スリーバックなのかフォーバックなのかでもちろん変わってくる。4-1-4-1なのか4-4-2なのか、はたまた4-3-3なのかは、比較的容易に変更できる。我々は試合の中でも、誰がピッチに立っているかに関わらず、必要に応じてシステム変更することもある」と説明している。
選手に関しては、Michael Rensingは引き続きメンバー入りしないため、Raphael Wolfがゴールマウスを守ることになる。「(Rensingについては)来週再びMRTの撮影を行い、肋骨の状況を確認する予定だが、再発しないように慎重に判断しなくてはならない」状況だ。一方Havard NielsenとAdam Bodzekは再び全体練習に合流できており、今週の試合でもメンバー入りする可能性がある。