「常に準備をして、攻撃を仕掛けていかねばならない」
アウェーSt. PAULI戦に挑むFRIEDHELM FUNKELの記者会見。
63歳になったFriedhelm Funkel監督にとっても、毎試合を迎えることは楽しみである。その中でも、「例えば、Union BerlinやSt. Pauliのような小さくてコンパクトなスタジアムでの試合は楽しみなんだ」と、ハンブルクでの一戦に向けた思いを口にしている(土曜日、13:00キックオフ)。
Jahn Regensburgに1-0で勝利したときの18人のメンバーが、金曜日の午後、次の試合に向けてハンブルクに向けて出発した。「18人のメンバーに変更はない」と話すFunkel監督は、「ただし、誰が試合に出場するかについてはオープンだ」と続けている。Regensburg戦の前の記者会見でも言及していたように、今後もメンバーをローテーションさせていくことを考えている。
金曜日の午後、指揮官はすべての選手と個人面談を行うことを予定しており、「私はそれぞれの選手と彼らの状況について話すつもりだ。そしてそこでは、これから彼らにどういったことを期待しているかについて話そうと思っている。その中で数選手には、次の試合に出場するかしないかについても伝えるつもりだ」という思いを口にしている。
誰がその候補なのかについて言及することは避けたFunkel監督だが、それに関わらず次の難しい一戦に向けて、「アウェーでSt. Pauliと対戦することはいつも難しい」ことを良く理解している。「彼らは間違いなくシーズンの最後に上位1/3に入る力を持っている素晴らしいチームである」と分析する理由は、その堅守のディフェンス陣にあると言う。「失点が少なければ、自動的に勝ち点を得ることになる。それに加えて、彼らは得点力もある。Sami AllaguiとAziz Bouhaddouzという強力なフォワードがいるがいるからね」と、警戒を強めている。
ただし、この強力なフォワード陣の存在は、フォルトゥナのスターティングメンバー決定にはあまり大きな影響は与えない。指揮官は「彼らがもしワントップで挑んでくると知っているのなら、こちらはスリーバックで挑むことになるが、それは事前にはわからないことである。ただし、我々は試合が始まってからの90分間で相手に対応してフォーメーションを変えることができる。なぜなら我々のチームは非常にバリエーションが豊富なのだから」と話している。
フォーメーションに関わらずFunkel監督は、「まず我々はしっかりとディフェンスをしなくてはならない。これまでの試合より少し低い位置にポジションを取ることになる」という戦術を選手らに求めている。ただし、「ディフェンスを低く保つ一方で、我々は素早い切り替えで攻撃を仕掛ける必要がある。守っているわけでは勝てないからね。常に準備をして、攻撃を仕掛けていかねばならないんだ」と、攻撃面についても明確なアイディアを持っていることを明かしている。