フォルトゥナアカデミーチームが日本遠征へ。
U17年代大会出場、親善試合、そして「デュッセルドルフの夕べ」
フォルトゥナU19チームとU17チームに所属するミックスチームで編成された18人は(2000年生まれ以降)、9月に日本で行われる17歳以下の大会に出場するために日本へ向けて出発する。U19チームSinisa Suker監督及び、U17チームJens Langeneke監督がこの大会とそのあとに控えている親善試合を指揮するほか、Robert Schäferフォルトゥナ会長もこの遠征に同行し、現地で選手たちをサポートするだけでなく、多くの関係者との会合が予定されており、日本でネットワークを広げる機会となる。
一団の代表を務めるFrank Schaeferアカデミーダイレクター率いるフォルトゥナアカデミー所属選手たちは、9月13日から21日の間、日出ずる国へ大遠征を行う。日本の大阪で行われるU17チャレンジカップに出場することになるが、この大会にはフォルトゥナの他にもシーバス・グアダラハラ(メキシコ)、水原(韓国)、クルゼイロ(ブラジル)が海外クラブとして参戦することになる。また日本国内からは、新加入の宇佐美貴史が育ったガンバ大阪を含む6チームが出場する。
フォルトゥナは昨年秋にはJJPプログラムの一環として、Jリーグクラブのためにアカデミーダイレクター研修の実施を行ったり、今年からは1年間、モンテディオ山形から中村亮太コーチを受け入れたりと、積極的に日本サッカーの育成に協力をしてきた。今回の大会へは、こういったことを踏まえて、Jリーグから招待を受けることとなった経緯がある他、Erich Rutemöllerスポーツ役員も、日本サッカーとの親交が深いことから実現に至った。
フォルトゥナチームは、同大会に出場したのち、千葉県の柏市へ移動し、柏レイソルU17チームと親善試合を行う。同クラブはフォルトゥナのpremiumPARTNERでもある日立製作所がメインスポンサーを務めているクラブであり、クラブ間の親交を深める機会として対戦することが決定した。その他、チームの大阪滞在中には、この夏に宇佐美貴史獲得のために助力いただいた、同じくpremiumPARTNERである東洋タイヤの日本本社(伊丹市)も表敬訪問する予定になっている。
また、Robert Schäfer会長は、この日本滞在中を利用し、日本サッカー協会会長、Jリーグチェアマンとの会談を行う他、東京でデュッセルドルフThomas Geisel市長らも参加する「デュッセルドルフの夕べ」へも出席するする予定になっている。
Robert Schäferフォルトゥナ会長:
「我々の今回の日本遠征の狙いは、日本サッカー界とのより良い関係性の構築し、さらに広げることである。フォルトゥナが日本サッカーの育成にとって、色々な意味で非常に魅力的なクラブであることを伝えてくることができればと思っている」