「それは私にとっては全くサプライズではない」
アウェーSANDHAUSEN戦に向けたFRIEDHELM FUNKELの記者会見。
SV Sandhausenはドイツサッカー界では頻繁に弱者としての扱いを受けてきた。しかしフォルトゥナのFunkel監督は全く別の印象を持っており、「最大のリスペクトに値する。ここ数年見てきたチームのパフォーマンスは素晴らしいものだ」と賛辞を送っており、それを証明するように、今シーズンは3試合で勝ち点7点を獲得している。無敗同士の対戦は日曜日にアウェーで13:30にキックオフを迎える。
「どちらのチームも良いスタートを切った」と切り出したFunkel監督は、「しかしそれは私にとっては全くサプライズではない。友人でもあるSandhausenのKenan Kocak監督がどれだけ素晴らしい仕事をしてきたかはよく理解している。過去数年間、どんなに厳しい状況でも冷静さを損なわず、高い評価を受けてきた」と評価している。また前節はDynamo Dresdenにアウェーで4-0の勝利を収めているが、そこにはそのような厳しいシーンは見られなかった。そして指揮官は「彼は非常にアグレッシブなパフォーマンスを披露した。そして素晴らしい切り替えの早さを見せ、カウンター攻撃は非常に有意義だった」と分析している。
これに対してフォルトゥナに求められることは、「我々は先週のようなパフォーマンスを再び見せる必要がある。コンパクトに対峙し、相手にスペースを与えないことだ。もちろん我々も自分たちのチャンスを作り出すことができるとも思っている」と自信を覗かせるFunkel監督は、「我々は得点を挙げるに十分な戦力を備えている」とコメントしている。
しかし成果を上げるには攻撃面だけでは不十分であり、ディフェンス陣も無失点を目指す必要がある。今節はMichael Rensingが負傷離脱のため、Raphael Wolfがフォルトゥナでの公式戦デビューを飾ることになるが、「彼は十分な経験を持っているし、トレーニングでも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている。彼は私に非常に良い感覚をもたらせてくれている。選手達が彼へ信頼を寄せていることも感じる」と、新加入GKへの期待を口にしている。
Rensingのほか、Havard Neilsenもこの遠征には同行しない。ノルウェー人FWはすでにトレーニングには復帰しているが、メンバー入りにはもう少し時間を要することになる。「それ以外の選手は全て準備ができている。今週をかけて、いろいろな選択肢を考えている」と話す指揮官がどのようなメンバーを選択するかを楽しみにしたい。