我々は戦術的にかなり改善することができている」
1.FC KAISERSLAUTERN戦に向けたFRIEDHELM FUNKEL監督の記者会見。
先週末のビーレフェルトでの120分に及ぶドイツ杯1回戦の激闘から、ゆっくりと回復に時間をかけることなく、再びリーグ戦の試合に挑むことになるが、土曜日の1.FC Kaiserslautern戦に向けて、Funkel監督はしっかりと準備を進めていることを強調している。
「選手たちがあのカップ戦での激闘からしっかりと対応し、怪我人も出すことなく準備を進められていることを嬉しく思う」と切り出したFunkel監督は、「現時点ではHavard Nielsen以外の全ての選手を起用することができる状態にある。これは監督である私にとって、非常に重要なポイントだ。土曜日に向けて、適切なスタメンを選出できればと思っている」と選手たちに満足感を示す一方、週末のメンバーはまだフィックスしていないようだ。ただし、「今シーズンは、常にサプライズを盛り込んでいきたいと思っている。それはKaiserslautern戦も例外ではない」と、すでにアイディアがあることは匂わせている。
誰がスターティングメンバー入りするかも注目すべきことだが、相手にも十分な警戒が必要である。「Kaiserslauternは前節のSV Darmstadt戦で見せたように、非常に運動量が多く、アグレッシブなチームである」と分析しており、「おそらく試合を通じていくつかの決定的なシーンが見られることになるだろう」と予想している。
それは前々回の、Funkel監督が初めてフォルトゥナのベンチに座ったホーム試合の時もそうだった。「そのときのことをもちろんとてもよく覚えている。我々は早い時間にリードを奪ったが、その後に同点ゴールを奪われてしまった。その後に一時は3-1としたが、彼らは再び追いついてきた。あのときはKerem Demirbayは非常に重要な選手だったが、体調不良明けだったこともあり、ベンチスタートとしていたんだ。そのとき彼にも言ったが、彼がピッチに入ったら必ず決勝ゴールを決める、とね。そして事実、そうなったんだ」と当時を振り返った。
しかしこの素晴らしい記憶も、今週末に控える試合には大きな意味は持たない。そしてそのチームの監督がフォルトゥナを以前指揮していたNorbert Meier監督であることも、やはり関係ない。ただし、Funkel監督はこのことについて、「我々はお互いのことをずっと昔から知っており、選手としても何度も対戦してきた経験もある。我々はこうやってまた再会できることをいつも嬉しく思っている」とコメント。
このフレンドシップも、試合の際には対峙することになる。「我々は戦術的にかなり改善することができている」と選手たちのパフォーマンスには満足度を示している。そして、「チームとしての成熟度も上がってきている。今年の移籍マーケットで非常に良い選手を獲得できていることにも起因している。おかげで私は多くの選択肢を持てているし、それはBraunschweig戦、Bielefeld戦での選手交代からも見て取れたはずだ」と、選手層にも満足していることに言及している。