「緊張感は高まってきている」

開幕戦BRAUNSCHWEIG戦に向けたFUNKEL監督の記者会見。

ドイツプロサッカー界で40年の経験を持つFriedhelm Funkel監督は、新しいシーズンのスタートを楽しみにしている。「緊張感は高まってきている」と言う指揮官とそのチームは、来たる月曜日にホームESPRITアリーナで　Eintracht Braunschweigと対戦することになる。

「我々は皆、新シーズン開幕に向けた準備期間が終了し、そして開幕を迎えることができることを喜んでいる」と切り出したFunkel監督は、「我々は非常に良い準備期間を過ごすことができた。金城ジャスティンだけ現在離脱中となっているが離脱中となっているが、それ以外の全ての選手は問題なくここまで来ることができている。非常に集中したトレーニングを積んできたし、Braunschweig戦に向けてもしっかりと準備ができた」と続けている。

これまでの期間では、新加入選手をいかにチームに融合させるかも重要だった。「もちろん新加入選手は時間が必要だ」と話す指揮官は、「彼らは皆良い選手たちだが、中には昨年試合出場に恵まれなかった選手たちもいる。そういう意味でも、新加入選手たちに関しては少々我慢が必要だろう」と説明している。

開幕戦の相手となるEintracht Braunschweigは、昨シーズン3位で入れ替え戦に挑み、惜しくも昇格を逃したが、改めて今シーズンも同じ目標を持って挑んでくることになる。「彼はUnion BerlinやVfL Bochum、FC St.Pauli、そして1部からの降格クラブFC Ingolstadt、Darmstadt 98らとともに、間違いなく今年の昇格候補に入るだろう」と、Funkel監督は警戒感を強めている。

指揮官は、可能ではあればこのチームで上位を戦っていきたいと思っているが、「今シーズンを戦うチームがどうなるかがはっきりする8月31日に、我々のチームが今年どんな可能性を持っているか言うことができるだろうう」

現在のチーム内の競争は熾烈なものとなっている。Funkel監督が「スターティングメンバーに入る候補の選手は非常に多くいる。誰もがトレーニングで必死にアピールをしてくれている。誰を試合に起用するかの決断を下すことが非常に難しくなっている。これまで安定して試合に出場していた選手たちも、試合に出られる保証はない」と説明するほどだ。フォルトゥナファンは、毎試合誰がピッチに登場するかを楽しみにすることになる。