Bericht

2016/08/12 | ニュース

熊本復興支援活動。

フォルトゥナスタッフが熊本でドイツ語サッカースクール。

今年の4月、熊本を中心とする大きな地震が発生し、多くの方々が多大なる被害を受けた。そこで被災した子供たちをサッカーを通じて元気付けるために、日本デスクの瀬田元吾が熊本の被災地を訪れ、現地ではモバイル・フォルトゥナサッカースクールも開催するなど、様々な活動を行ってきた。

昨シーズン終了後、5月末に日本出張へと飛び立った日本デスクの瀬田は、今年4月に起こった熊本地震の被災地へ支援活動をするために、その足でそのまま熊本へ向かった。現地では瀬田の古くからの友人であり、現在はロアッソ熊本でプレーする、2006年ドイツW杯にも出場した元日本代表の巻誠一郎氏と共に、数ヶ所の被災地を回った。また3ヶ所の小学校などを訪問し、子供たちと一緒にサッカーするなどして被災した方々を元気付けた。

その中でも瀬田は、大きな被害を受けていた山西小学校で、奇跡的な再会を経験することに。同校を訪問した際に、ある一人の女性教師が歩み寄ると、「フォルトゥナの瀬田さんですか?」と声を掛けられる。それは、2年前までデュッセルドルフのオーバーカッセルにある日本人学校で教諭を務めていた菅紫氏だった。熊本の小さな学校での再会は、同校の先生らにも歓迎されることに。瀬田はこの学校への訪問の証に、フォルトゥナの選手たちのサイン入りユニフォームを寄付し、再び訪れることを約束して、この学校に別れを告げた。

 

また、巻氏が運営しているフットサールコートにて、瀬田が日本で行っているモバイルフォルトゥナサッカースクールも実施。クラブハウス内でサッカードイツ語のレッスンを行ったのち、ピッチに出てそのドイツ語を使ってトレーニングを行ったが、普段とは違う条件の中、子供たちは大きな声を出して積極的にボール を追いかけた。

なお、このスクールに参加した子供たちには"KUMAMOTO"の文字が入ったスクールユニフォームをプレゼントした。フォルトゥナはこういった活動を通じて、被災した子供たちに少しずつ夢を持てるようになっていった欲しいと願うと共に、一日も早い復興を祈っている。

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