【U19】CT・フォルトゥナ vs. 日本高校選抜
U19 Champions Trophy: 木曜日
フォルトゥナU19チームは、今年のU19チャンピオンズトロフィー大会の初日に全日本サッカー高校選抜と対戦し、0-2の敗戦となった。
第55回U19チャンピオンズトロフィー大会がスタートし、大会初戦でフォルトゥナU19チームは日本サッカー高校選抜と対戦することとなった。この試合に挑んだSinisa Suker監督は、多くの主力メンバーを欠く中、U18、U17チームの選手を加えることに。ディフェンスラインはFranck Ananou、Moritz Montag、Josh Laws、Vincent Schaubが並び、中盤にはAndre Kubaritsch、Bastian Kummer、伊藤遼哉、Gabriel Derikxが入り、前線にはMuhayer OktayとNico Wernerがツートップを組み、キックオフを迎えた。
試合はキックオフから5分、伊藤からのスルーパスに抜け出したWernerがGKとの1対1を迎えるも、シュートは惜しくもゴールマウスを外れてしまう。すると8分、逆に高校選抜も最初のシュートチャンスを掴むと、これを町野修斗が25mのミドルシュートを決め、先制ゴールを奪われてしまう。
1点のビハインドを負ったフォルトゥナだったが、16分、右サイドから素晴らしいコンビネーションで相手陣内に攻め込み、シュートを放つも、これは惜しくも日本側のディフェンスに弾かれてしまう。すると18分、高校選抜出場が追加点を挙げることに。コーナーキックから三國スティビアエビスが打点の高いヘディングシュートを決めることに。
これに対しフォルトゥナは21分、Wernerがサイド深くでボールを受けると、切り返して中央へ。これを受けた伊藤がシュートするも、ボールはボールポスト左へ抜けていく。さらに24分にはOktayがサイドを突破しクロスを上げるも、Wernerのヘディングはまたも枠を捉えきれない。
サイドが変わった後半は、伊藤に代わってU17チーム所属のアペルカンプ真大もピッチに立つことに。すると最初のチャンスもフォルトゥナに。しかし相手ディフェンス陣とGKの連係ミスからボールを奪ったWernerだったが、シュートは無人のゴール横へ抜けていってしまう(32分)。その後も積極的に攻めたフォルトゥナだったが1点が遠く、試合は0-2で高校選抜に軍配が上がることとなった。
なおフォルトゥナU19チームの次の試合は、土曜日に2試合控えており、9:30にSalzburg戦は、また13:30にはFSV Mainz 05戦が控えている。また、この日行われた第2戦はBorussia MönchengladbachがBV 04 Düsseldorfと対戦し、9-0の大勝を収めている。
フォルトゥナU19 Sinisa Suker監督:
「もし我々が先制ゴールを決めることができていたなら、試合は違う形になっていただろう。我々にも2、3の決定機があったが、小さな部分で日本チームの方に良い結果に繋がった。今日は非常に若い選手たちが多くピッチに立ったが、彼らはこの国際大会で多くの経験を積んでほしい」
試合結果:
フォルトゥナU19 0–2 日本サッカー高校選抜
フォルトゥナメンバー:
Offhaus –Ananou, Montag, Laws, Schaub (42分 Azirar) – Kummer, 伊藤 (26分 アペルカンプ), Derikx (26分 Engels), Kubaritsch (26分 Bornemann), Oktay, Werner.
得点者:
0:1 町野 (8分)
0:2 三國 (18分)