「選手たちは真剣に取り組んでいる」
Friedhelm Funkel監督のUnion Berlin戦に向けた記者会見。
2017年に入り、ホームで勝利を挙げることができていないフォルトゥナのFriedhelm Funkel監督は、記者会見の冒頭で「日曜日はこれまでの状況を変えるいいタイミングになる」述べている。今週末の相手は、後期にもっとも勝ち点を挙げているUnion Berlinをホームに迎え撃つことになるが、このチームのここまでの戦いに、指揮官も大きな敬意を示している。
「今季のUnion Berlinは非常に良いチームだ」と切り出したFunkel監督は、「Jens Keller監督は、今季の最大の目標は1部リーグに昇格することだ、と述べていたが、選手たちはそれに見合うパフォーマンスを見せている」と、賛辞を口にしている。しかしUnionはここ2試合で結果に恵まれておらず、Hannoverに0-1、またAueにも0-1とそれぞれ1点差での黒星を喫している。「(それらの結果は)我々にとって試合を楽にしてくれるものではない。彼らはホームで摂り損ねてしまった勝ち点を、今週末に奪いに来ることになる」と、警戒心を強めている。
これに対しフォルトゥナは、この数日間は前節のBielefeldでの1-2の敗戦の修正に時間を費やしてきた。指揮官は、「我々はこの試合を細かく分析したが、そこには大きな問題点があった。それを修正していく必要があるが、選手たちは非常に真剣にその作業に取り組んでくれ、それに関しては全く疑う余地もないくらいトレーニングをすることができたと思う」と、選手たちへの大きな信頼を示している。
このイングリッシュウィークでの2連敗は、残留争いをしているクラブらとの距離を縮めてしまう結果となったが、「我々は下の順位のクラブのことを見失ったことは一度もない。順位が下のクラブでも勝利を挙げることは十分可能だ。とにかく我々は自分たちの試合に集中し、勝ち点を獲得することだけである。それを是非、日曜日に実現したい」と語尾を強めて語るFunkel監督は、「あと2-3勝することができれば、我々はセーフティーゾーンに入るはずだ」と続けている。
このイングリッシュウィークから、胃腸炎で離脱しているAxel Bellinghausenに加えて、Rubin Bormuth(足首の負傷)とMarcel Sobottka(累積による出場停止)がメンバー外となるが、さらにAdam Bodzek(膝に問題あり)とEmmanuel Iyoha(太腿に問題あり)も、出場が危ぶまれている。唯一チームへ復帰するのは、前節の試合をイエローカードの累積のために欠場していたOliver Finkとなるが、Funkel監督は「誰が誰の代わりに出るかは、日曜に決定する」とコメントし、記者会見を終了している。