「この試合は90分を超える戦いになるだろう」

Arminia Bielefeld戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。

フォルトゥナは次節のArminia Bielefeld戦で、アウェーでのBochum戦(2-1)、Karlsruhe戦(3-0)に続く3連勝を狙う。この試合で勝利を収めることは、順位表から見ても、大きな意味を持つことになるが、この一戦に向けてFriedhelm Funkel監督はホームに強い相手に対し、強い警戒心を示している。

「我々は求められていることを自覚している」と切り出した指揮官は、「この試合は90分を超える戦いになるだろう。Bielefeldは素晴らしいサポーターを持っており、ホームで圧倒的な強さを誇っている。次の試合でもそういったチームが我々を待ち受けているはずだ」と警戒を口にしている。

ここ数試合のアウェー試合の結果に言及すると、フォルトゥナはポジティブな傾向を示しているが、「誰もがもちろんホームでの試合を楽しみにしているものだ」と、このデータには気を留めていない。「(ホームで勝てていない状況について)ときには説明のつかない状況も起こり得るものだが、それも今シーズン中に終わりにさせたい」と、ホームでの勝利も忘れてはいない。

ただし、チームはこのイングリッシュウィークに行われるBielefeldでのアウェー試合に集中しなくてはならない。「特に通常の週と違うことをするわけではないが、スケジュールが変更になるだけだ。その中でも身体の疲労回復が非常に重要であり、少しでも早くフレッシュな状態に戻すことが大事である」とするFunkel監督だが、「選手たちは金曜日の試合で全力を尽くして戦い、チームで120Kmを超える走行距離を記録している。この数字からも分かるように、チームは勝利のために強い意志を示している。それが監督である私にとっては、最も重要なことである」と、チームへの賛辞も忘れない。

 

今節のパーソナルについては、いくつかの変更が余儀なくされることに。1860 München戦で累積5枚目の警告を受けたOliver Finkが出場停止となる他、負傷によりRobin Bormuthも出場が出来ないこととなった。「彼はまだ足を引きずっており、月曜日もトレーニングをすることはできていない」と、足首を怪我したセンターバックの現状について口にしている。

さらにAxel Bellinghausenは先週から胃腸炎のためにチームを離脱している。指揮官は次節のメンバーについて、いくつかの可能性について示唆しており、「頭の中にはたくさんの可能性がある。最終的には火曜日に決断を下すことになる」と、メンバーについての明言は避けている。