「我々の選手間の関係性は素晴らしい」
1860 München戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
アウェーKarlsruher SC戦での3-0の勝利から代表ウィークを挟み、12日ぶりにリーグ戦へと戻るフォルトゥナは、次節にホームでTSV 1860 Münchenを迎え撃つことになる。この相手について、指揮官のVitor Pereira監督はインターナショナルの経験豊富な指導者であることに警戒を強めている。
「彼はすでにポルトガルとギリシャでの優勝経験がある素晴らしい監督だ」と切り出したFunkel監督は、「その影響は現在のチームからも感じることができる。監督交代後から1860 Münchenは素晴らしいパフォーマンスを見せている。Hannoverでの試合は大勝してもおかしくない内容だった。彼らの先日の1つにセットプレーの後のカウンター攻撃があるが、その際には俊足の選手たちが一気に攻撃に向けてスタートする。それを我々は十分に注意しなくてはならない」と続けている。
代表ウィークを迎える前のチームは、BochumとKarlsruheの2試合でアウェーながら勝利を挙げており、ホームのBraunschweig戦でも選手たちは非常に良いパフォーマンスを見ていた。「それらのパフォーマンスを、次の試合でも見せなくてはならない」とする指揮官は、先週末にテストマッチを意識的に行わなかったことについて、「この後に続くイングリッシュウィークに向けて、選手たちにリフレッシュしてほしかった」と強調している。
前節のKarlsruhe戦では、素早い切り替えのサッカーを披露したフォルトゥナだが、「それは常に重要なポイントだ」としながら、「それがどの相手でも通用するわけではない。これまでに我々はカウンターからいくつかの得点を挙げているが、それはすべて左サイドからだ。同様に相手にもストロングポイントとウィークポイントがある。それをしっかりと理解しているし、それらも意識してチャンスを作っていきたい」と、試合に向けたポイントを挙げている。
ここ2試合のアウェー試合で勝利を収めていることもあるが、それ以外の時期も含めてFunkel監督は、「苦しい時期も含めて、ロッカールームの雰囲気は決して悪くなっていない。我々の選手間の関係性は素晴らしい。それはシーズン通じて言えることだ」と、素晴らしいチームワークを見せている選手たちへ賛辞を送っている。
なおこの試合のチケットはこれまでにすでに2万枚を販売している。この試合でフォルトゥナを生で応援したい方は、オンラインチケット他、ファンショップ、すべての先行販売所から購入が可能となっている。また、当日券もあるので、是非アリーナに足を運んでほしい。