「我々監督コーチ陣は、非常に満足している」
Friedhelm Funkel監督:7日間のマルタキャンプを総括。
フォルトゥナがデュッセルドルフに戻ってきた。後半に向けてマルタ島で行われた、今年のウィンターキャンプについて、Friedhelm Funkel監督がその7日間を振り返って総括を行った。
フォルトゥナとして初めてマルタ島でウィンターキャンプを実施したチームは、今週水曜日の午前中に再びデュッセルドルフ空港に降り立った。後半戦再開に向けて集中したトレーニングを行ったFriedhelm Funkel監督は、
「今回のマルタキャンプでは、非常に良い条件の中で、良いトレーニングを行うことができた。最初の2日間は寒く、風も強かったが、逆に後半の数日間は非常に良い天気に恵まれた。またトレーニングピッチや滞在ホテルも非常に素晴らしいものだった」
と、今回のキャンプへの満足を口にした。
また、今回のオーガナイズをサポートしたマルタのPeter Cauchi氏に対しては、
「フォルトゥナがマルタ島でキャンプできたことをとても嬉しく思う。2018年のウィンターキャんぷもここに戻ってくることができれば、また皆さんにご挨拶したい」
と、感謝の言葉を述べている。
特にこのキャンプに関しては、
「それぞれの選手がしっかりとトレーニングを積むことができたことを評価しており、監督コーチスタッフも非常に満足している」
としており、さらにこの7日間では、新加入の2選手Andre HoffmannとGökhan Gülに関しても、しっかりと見定めることができただけでなく、1月27日にホームSV Sandhausen戦で再開する後半戦に向けて、良いテストマッチができたとしている。
またこのキャンプを通じて見えたことについて、何人かの選手に伝えていくつもりだ。
「私はこれからの数日間を使って、数人の選手に、何を改善していくべきかを伝えていく。我々は非常に多くの選手を抱えてしまっているが、それぞれの選手が試合に出る経験をする必要がある。もしかしたら1選手はレンタルすることも考えている。それ以外の若手選手たちは、U23チームで試合経験を積んでもらうことになるであろう」
と、コメントしている。
新加入選手2人については、
「どちらの選手も我々のチームに非常にスムーズに順応している。まるで数年前からチームにいるようだ。我々の選手たちは新加入選手を非常に好意的に受け入れることができる。おそらく2選手共に、すでに快適に溶け込んでいると思う」
と、観察している。
ピッチの上でのパフォーマンスに関しては、
「Hoffmannに関しては、長いことプレーしていなかったことが見て取れる。しかし彼は近い将来、我々にとって非常に重要な選手になってくれるだろう。それについては何の疑いの余地もない。ただし、SV Sandhausen戦で早速スタートから起用するかどうかについては、もうしばらく様子を見る必要がある。一方Gülに関しては、彼の秘める能力からしても、今後素晴らしい選手に成長していく選手だと思う。まだ18歳という年齢だが、これまでの育成年代の代表チームで、その能力の高さを証明している。その力を更に伸ばしていくために、まずはU23チームでプレーし、そして夏以降にトップチームへとステップアップしてきてほしい」
と、期待を込めて評価した。
Funkel監督にとっては離脱している選手がいなくなったことで、多くの選択肢を持つことができることになる。
「私はチーム内での競争が激しくなることをとても嬉しく思う。特に中盤に関してだ。それにより、試合の状況に応じて十分な対応ができるようになるし、ほぼ同様のレベルの選手をピッチに送り込むことができる。我々は現在非常に良い状態にいると思っている。ただそういった中で、例えなかなか試合に出られない状況に陥ったとしても、選手たちにはプロフェッショナルな心構えと態度を期待している」
とコメントし、この総括を締めくくった。




