Bericht

2016/11/19 | ニュース

「思い通りに試合が進むことはないことは分かっている」

Friedhelm Funkel監督のSt.Pauli戦に向けた記者会見。

現在ブンデスリーガ2部の再開位に沈むSt. Pauli戦を前に、「我々は最高レベルの集中をして挑まなくてはならない」と警戒を強めているFriedhelm Funkel監督は、代表ウィークを経て、怪我から復帰してきている選手がいることにもコメントしている。ただし、怪我明けの選手らがスターティングメンバーに入るかどうかについては、日曜日のキックオフ(13:30)で分かることになる。

Friedhelm Funkel監督はアウェーFC St. Pauli戦を前に、現在ブンデスリーガ2部の再開位に位置している相手に対して、「彼らは非常に大きなプレッシャーを感じているはずだ。しかし我々は、St. Pauliが非常に良いチームで、そしてとても危険なチームであることを忘れてはいけない。順位から相手の力を図るようなことはしてはいけない。我々は100%の集中を持って挑まなくてはならないし、彼らは良いパフォーマンスを披露する力があり、簡単に思い通りに試合が進むことはない」と、警戒心を強める必要があることを主張した。

代表ウィークのため、試合が行われなかった2週間を経て、怪我から復帰してきた選手たちがいることは、Funkel監督にとっては明るい材料となる。Tylan DumanとChristian Gartnerの2選手はまだ完全な状態ではないが、Axel BellinghausenとKaan Ayhanは出場停止が解けるため、再びスターティングメンバー入りする可能性がある。また、キャプテンのOliver FinkとMarcel Sobotkkaの2選手はすでに全体練習にも合流しており、今週の試合に帯同することが出来る状態にまで回復している。
「多くの選手がベストコンディションでいてくれることはとても良いことだ」と、コメントしている指揮官は、今週の試合に連れていく18選手を22選手から選ぶことになるが、「とても難しい決断が必要だ」と嬉しい悩みを口にしている。

ディフェンスリーダーのAlexander Madlungがメンバー入りできるかどうかは、土曜日の練習を見て判断することになる。Madlungは今週の練習中に背中を痛めたが、「以前のように深刻な状態ではない。ただし、メンバー入りするかどうかは慎重に判断する必要がある」と、最後まで可能性を探ることになる。

前回の対戦では0-4で敗戦となっているフォルトゥナだが、「日曜日の試合について、過去の結果など全く関係ない。それは何の意味も持たない」と、Funkel監督は全く気にしていない。「彼らは自分たちよりも上の順位にいるクラブを叩く力が十分にある。キックオフ開始から彼らの現状を打開するために、全力でぶつかってくるに違いない」と予想する指揮官は、「我々は再開位に沈むチームの選手たちが何を考えているかを想像することが出来る。だからこそ、しっかりと警戒しなくてはならない」とコメントしている。

Funkel監督は、「St. Pauliのスタジアムは特別な場所だ。アウェーのサポーターにも敬意を払ってくれる。3000人のフォルトゥナサポーターも、きっと素晴らしい2部クラブ同士の試合を観ることが出来るはずだ」と、同じ62歳のEwald Lienen監督率いるクラブとの対戦を楽しみにしている。

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