Oliver Finkがデュッセルドルフ読書フェスタをサポート。
フォルトゥナキャプテンが、Thomas-Schuleで読み聞かせ。
6日間で55ヶ所、12000人以上の子供と親御さんが参加する、これがデュッセルドルフ読書フェスタだ。今年で8回目を数えるこのイベントの目的は、一人でも多くの子供たちに読書の楽しみを知ってもらうことである。このイベントの主旨に賛同し、フォルトゥナキャプテンのOliver Finkと、スポーツレポーターとして有名なUlli Potofskiも読み手として参加することになり、Thomas-Schuleで子供たちのために読み聞かせを行った。
フォルトゥナキャプテンOliver FinkがThomas-Schuleに到着し、教室に入ると、子供たちは大喜びとなった。そして子供たちからは、いつ復帰出来るのかという質問が飛んだが、「まもなく復帰予定だ」というFinkの言葉に、子供たちも笑顔でいっぱいとなった。その後は子供たちのためにサイン会なども開催したが、Finkの小学校訪問の本来の目的は、このThomas-Schuleで子供たちのために読み聞かせを行うため。11月14-19日で開催される、今年で8回目のデュッセルドルフ読書フェスタの主旨に賛同し、スポーツレポーターのUlli Potofski氏と共に同校を訪問したのだった。
メディアからの取材に対し、「ボクは日頃からチームメートにも、少し携帯から手を放して読書をするべきだということを進言している」と話したフォルトゥナキャプテンは、「読書は知識を増やしてくれ、アイディアやファンタジーを創造してくれる。だからこそボクは、子供たちの模範となり、子供たちに示していきたい。良い本を読むことはとっても楽しいし、多くの最新情報から自分を切り離してくれる」と主張している。
これに続いて、すでに約12冊の本を執筆した経験を持ち、3人の子供の父でもあるPotofski氏は、「最近の子供はある年齢を過ぎるとほとんど本を読まなくなってしまう。ドイツの多くの家庭では、自宅に全く子供のための本がないというのが現状だが、これはとても恐ろしいことだ」と、現状に警笛を鳴らし、「だから私は子供たちにあるトリックを使って読書させるように努めている」ことを明かしてくれた。
Potofski氏は子供向けにサッカーをテーマにした本を執筆しているが、そこにはドイツ代表GK Manuel Neuerらにも共著者として協力してもらい、子供たちの関心が向くような工夫をしているという。そして同氏は、「この問題はとても難しいが、だからこそこういうイベントを通じ、少なくとも一部の子供たちの心を掴むことは出来るはずだ」と、ボランティアでこのイベントを運営するデュッセルドルフ読書協会の取り組みに大きな賛辞を送っている。さらにFinkやPotofski氏のサポートだけでなく、デュッセルドルフの23の企業の理解と支援を受けて、1セット850ユーロする本のセットが、様々な学校や保育所に寄付されることにもなっている。
このイベントにはフォルトゥナファイナンス役員 Paul Jägerなど、今年も150人を超えるボランティアの協力を得ることが出来、6日間で55ヶ所で実施され、そして約10000人の子供たちと約2000人の親御さんに本の紹介や読み聞かせが行わることになる。このイベントに関するさらに詳しい情報は、こちら(ドイツ語)から。



