「ボクにとってとても特別な感覚でした」
Dynamo Dresden戦で負傷したTylan Dumanは重症を回避。
1週間前のUnion Berlin戦でAnderson Lucoquiを初起用したFriedhelm Funkel監督は、Dynamo Dresden戦ではTylan Dumanを先発に抜擢し、これがDumanにとってのブンデスリーガ2部デビューとなった。しかしDumanは後半に相手選手との接触から負傷交代を余儀なくされ、試合も理想的な結果にはならなかった。なお、月曜日の精密検査の結果、Dumanの負傷は重症ではなかったことが確認されている。
金曜日に行われたホームDynamo Dresden戦のメンバー表には、負傷のMarcel Sobottkaと出場停止のKaan Ayhanに代わって、19歳のヤングスターTylan Dumanの名前が記載されていたが、これがDumanにとってのブンデスリーガ2部デビューとなった。
Dumanは、「3万人を超える観客の前でブンデスリーガ2部でのデビューを飾ることは出来たことは、ボクにとってとても特別な感覚でした。キックオフからしばらくは誰が見ても分かるくらいナーバスでしたが、しばらくして試合に集中できるようになりました。試合結果から考えれば、デビューはもっと違う形になることを想像していましたが、それでもこの日の経験はボクにとっては大きな結果になりました」と、ESPRITアリーナでのデビューを振り返った。
しかし、Dumanのデビュー戦は、思わぬ形で終了となることに。60分を過ぎたところで、相手選手との接触により、負傷交代を余儀なくされてしまった。「あのシーンでは、最初ボクはスライディングをしようと思ったのだけど、届かなそうだったので足を引こうとして。でもその判断が少し遅すぎて、すでに相手選手に突っ込んでしまってました。そのときに相手選手の足がボクの足を捉えてしまって、そのあとにプレーを続けようと思ったのですが、痛みが強くそれ以上は無理でした」と、負傷したシーンを振り返り、悔しさを口にしている。
かなりの痛みを訴えていたことで、重症の可能性が疑われたが、、月曜日の精密検査の結果、最悪の状況は免れたことが判明した。すでに土曜日の夜には骨折ではないことが分かっていたが、MRTの検査の結果、足首の負傷と下肢部の打撲であるとの診断となり、これによりDumanはしばらくチームを離脱することが決定している。



