「目標はBochumを追い越すことだ」
ホーム試合VfL Bochum戦に向けたFriedhelm Funkel監督の記者会見。
「前回の試合からの回復までの時間は非常に短かった」と切り出したFriedhelm Funkel監督は、アウェーでの1.FC Heidenheim戦タイムアップから48時間後に行われた記者会見で、30時間後にキックオフとなるホームでのVfL Bochum戦に向けて、「それでも選手たちはこれまでの時間をしっかりと使ってくれている。チームには経験豊富な選手たちがおり、これだけの限られた時間の中で、次の試合で100%のパフォーマンスを発揮するために必要なことは熟知している」と、大きな信用を口にしている。この試合は火曜日の17:30にキックオフとなる。
現在のところ、ブンデスリーガ2部の順位表はそれぞれのクラブが詰まっている状況だが、Funkel監督は、「Bochumは我々よりも2点多く勝ち点を獲得している。つまり、この試合の結果で我々は彼らを追い越すことができるということだ。それがまさに今回の我々の目標となる」とコメントしている。
そのために指揮官は、スターティングメンバーの変更を行うことも示唆している。「選手を少し入れ替える可能性はある。試合前日のホテルでしっかりと時間をかけて何人かの選手と個別に話をしたい。その場では選手たちと誠実に話し合うことができると思っているし、その中でポイントを見出すことができるであろう。もしかしたらフレッシュな力を投入する決断をすることもあり得るかもしれない。」
Kaan AyhanとArianit Feratiが、その候補になる得るかもしれない。指揮官は、「Kaanは出場の可能性が十分にあると思う。ただしそれが火曜日の試合なのか、またはその次のBraunschweig戦になるのか、それはまだわからない。Ariは最近の2試合で、その能力を証明してくれた。ただし、彼をいつ先発起用するかということは、私もしっかりと熟考する必要があると思っている」との見解を示した。
Heidenheimの後、選手たちは批判の対象となってしまったことに対して「この批判は受け入れられない」とした指揮官は、「我々は多くのチャンスを生み出すことはできている。しかし、あまりにもゴールを奪うことができていない。それを改善し、相手のゴール前でより集中し、精度を上げてチャンスを活かさなくてはならない。どんなときもゴールラインを越えさせるまで押し込む必要がある」と主張している。前節の試合の中でも、「ゴールキーパーがパスを戻させるのを見てからリアクションしているようでは遅いのだ。あのシーンではIhlas Bebouがそのプレーを予想し、そこにプレッシャーをかけにいけるようにしていかなくてはならなかった」と、修正点を挙げた。
火曜日の試合では、フォルトゥナにも得点のチャンスが訪れることになるかもしれないが、Bochumも前節は1.FC Nürnbergを相手に5-4という打ち合いを制しており、気を付ける必要がある。「前回の試合は説明がつかない部分もある。彼らが非常に良いチームであることは確かだ。しかし火曜日の試合では我々がしっかりとイニシアチブを取り、決して彼らの試合をさせてはいけない」と、古巣との対戦に向けて、強い気持ちを示して記者会見は終了した。



