Bericht

2016/04/27 | ニュース

”F95 meets Japan” powered by Hitachi

日本社会と親睦会を開催し、Robert Schäfer会長、金城ジャスティン俊樹がスピーチ。

月曜日の夜に、”Fortuna meets Japan”と題した日本社会との親睦会が開催された。フォルトゥナはすでに、長年に渡り日本社会との友好的な関係を構築してきたが、それは毎年の日本デーへの参加などだけでなく、2012年よりPremium Partnerとして多岐に渡りフォルトゥナをを支援しているHITACHI社の協力を得て、様々なイベントも企画してきた。そして今回も、HIATCHI社のサポートを受ける形で、デュッセルドルフの日本社会の中心でもある日航ホテルにて、”Fortuna meets Japan”のモットーの下で親睦会を開催し、多くの日系企業の方々を招待して親睦を深めた。このイベントは、日航ホテルのKen Dittrichジェネラルディレクターの挨拶に始まり、Robert Schäfer会長がクラブの代表として日本社会への思いを述べた後、HITACHI社を代表して日立ハイテクノロジーヨーロッパ社の小掠義之社長にもスピーチをいただき、最後は今年の冬に新加入した日本人の金城ジャスティン俊樹が、出席した方々の前で自己紹介と共に挨拶を行った。その後は会長、選手ともに出席者の方々と親睦を深める機会を持ち、日本社会の方々との関係性を深める意味でも非常に有意義な時間となった。

「日航ホテルとフォルトゥナは非常に合う存在です」と話し始めたKen Dittrich氏(日航ホテル・ジェネラルディレクター)は、「どちらもこのデュッセルドルフではすでに長い歴史を持った存在です。フォルトゥナはすでに100年以上の伝統を持ったクラブであり、また日航ホテルも40年以上に渡り、この街に存在してきています」と述べると共に、今シーズン最後の3試合に向けて、デュッセルドルフの中心に位置するホテルの代表として、全力でフォルトゥナを応援することを明言した。またフォルトゥナのRobert Schäfer会長も、まずは日本社会の方々に対して自己紹介を行ったのち、「我々は残留に向けて出来るすべてのことをするつもりです。この目標を達成することが、今のクラブにとっての最大の命題だと思っています」と、ブンデスリーガ2部最後の3試合に向けてラストスパートすることを強調した。

 

しかしこの日は、フォルトゥナと日本社会との更なる友好的な関係性の構築することが大きなテーマであり、Schäfer会長はpremiumPARTNERとして4シーズンに渡りフォルトゥナをサポートしているHIATCHI社にも言及し、「私は先週金曜日のSt.Pauli戦の際に日立ハイテクヨーロッパ社の小掠義之社長にご挨拶をさせていただいたが、その際に双方で今後のパートナーシップに関しても、あるアイディアについて話し合うことが出来ました。それを可能な限り今後一緒に進めていければと思っています」と話した。

 

またこれに続いてスピーチを行った日立ハイテクヨーロッパ社の小掠社長は、フォルトゥナへの支援をする意味について言及し、「デュッセルドルフという場所はHITACHI社にとって非常に大きな意味がありますが、その街において、フォルトゥナは大きなステータスを持った存在です。今季のフォルトゥナは非常に難しいシーズンを過ごしていますが、それにもかかわらず25000人を超える平均観客動員数を数えています。これは非常に特筆するべきことだと思っています」と強調した。更にHITACHI社を代表して、この冬に新加入した日本人の金城ジャスティン俊樹にも歓迎の言葉を送った。

 

現在は毎日トップチームでトレーニングをし、週末にU23チームで出場経験を積んでいる金城は、丁寧に感謝の言葉を述べるとともに、このイベントに向けてしっかりとスピーチを準備してきた。「まずこの親睦会にご招待いただき、とても感謝しています。この場所にいられることを非常に嬉しく思います」と話し始めると、次に実兄とのやり取りについて言及し、「私の兄は4年前にフォルトゥナのU19チームでプレーしていましたが、その時の経験から、この街がとても素敵なところで、そしてたくさんの日本の方が住んでいるということを聞いていました。私はこの伝統あるフォルトゥナの一員でいられることを、そしてこの街で暮らしていることを嬉しく思っていますし、とても気に入っています」と述べた。そして金城は現在のチーム状況について、チームがこの数週間、非常に多くの支援や応援を受けていることに対して、「今日の皆様からお言葉も含めて、我々がいろいろなところからいただいている励ましの言葉や声援は、本当に素晴らしいもので、とてもチームの力になっています。それらにはとにかく感謝の言葉しかありません。我々選手は、このクラブがブンデスリーガ2部に残留するために全力で最後まで戦い抜きます」と感謝の言葉と共に、全力で戦う決意を口にした。

 

この目標はフォルトゥナに関わる全ての人間のものである。しかし、この親睦会では、現在のシチュエーションだけがテーマではない。Schäfer会長はクラブとしての将来的な方向性についても言及し、「今年の冬にTSV 1860 Münchenから獲得した金城ジャスティン俊樹は、今後我々が進んでいこうとしている方向性の中で、非常に重要な存在です。我々は今後、すでに有名になったような選手だけではなく、若く可能性を秘めた貪欲な選手たちと共に、クラブとして成長していきたいと思っています」と話し、締めくくった。

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