Aachenとのテストマッチは、両チーム合わせて8得点。
Alemannia Aachen戦に5-3で勝利。
フォルトゥナは水曜日の夜、今年2試合目となるテストマッチを行い、ドイツ4部リーグRegionalliga Westに所属するAlemannia Aachenに5-3で勝利した。フォルトゥナは Alexander Madlung(2得点)、Mike Van Duinen、Julian Koch、Emmanuel Iyohaが得点を挙げ、勝利に貢献した。
新指揮官Marco Kurz監督は、この日も4-4-2のシステムを採用し、前半のメンバーには、前線にDidier Ya KonanとMike van Duinenを、また中盤には出場停止明けのKerem DemirbayとJulian Kochを中央に、また左サイドにはAxel Bellinghausen、右サイドにはMathis Bollyを配置。またGK Lars Unnerstallの前にはFabian Holthaus、Christian Strohdiek、Adam Bodzek、Kevin Akpogumaの4人がディフェンスラインを形成した。
前半開始早々はAachenが積極的に攻撃を仕掛けてきたのに対し、フォルトゥナはリズムを掴むのに少々の時間を有した。しかし16分に訪れた最初のチャンスをオランダ人ストライカーvan Duinenが落ち着いて決めて、フォルトゥナが先制に成功する。これで勢いがついたフォルトゥナはその後、試合を優位に進めていく。27分にはChristian Strohdiekが20mのミドルシュートを放つも、これは相手ゴールバーに直撃し、追加点には至らない。するとその2分後の29分、Aachenの新加入選手Daniel Engelbrechtに、フォルトゥナディフェンス陣のミスから同点ゴールを奪われてしまう。
これに対し、すぐにフォルトゥナも35分、フリーキックのチャンスから、Demirbayの蹴ったボールを最後はKochが押し込み、再び1点のリードを奪うことに。ところが前半終了間際に相手のカウンター攻撃から、最後はDennis DowidatのシュートがStrohdiekに当たってゴールインし、そのまま前半を2-2で折り返すこととなった。
後半は11人すべての選手を入れ替えたKurz監督。前線にJoel Pohjanpaloを置き、その後ろにはOliver Fink、またワイドアタッカーにはIhlas BebouとEmmanuel Iyohaのヤングスター2人が入り、ダブルボランチはChristopher AvevorとChristian Gartnerが担当した。またディフェンス陣にはJulian Schauerte、Karim Haggui、Alexander Madlung、Lukas Schmitzが入り、ゴールマウスはMichael Rensingが守ることになった。
ハーフタイム明けの最初のチャンスはフォルトゥナ。52分にSchumitzが左サイドを突破し中央にセンタリングするも、これに合わせたPohjanpaloのシュートは、僅かに相手ゴールマウスを捉えきれない。その2分後には右サイドからBebouが折り返すも、Iyohaのボレーシュートも追加点には至らない(54分)。しかしさらにその2分後には、Gartnerからのロングボールに抜け出したIyohaが、今度は落ち着いて決めて、再びリードを奪うことに成功する。ところがAachenも一瞬のチャンスを活かし、65分のSchmitzのミスパスからViktor Maierに決められ、三度同点に追いつかれてしまうことに。
それでも69分、センターバックのAlexander Madlungが勝ち越しゴールを奪い、再びフォルトゥナにリードをもたらすと、83分にはそのMadlungが試合を決定付ける追加点を決めることに成功。これにより、両チーム合計で8ゴールが生まれることとなった乱打戦は、5-3でフォルトゥナに軍配が上がることとなった。
なお今週土曜日には、トルコキャンプ前の最後のテストマッチとなるPreußen Münster戦(Paul Janes Stadion)が控えている。この試合のチケットはオンラインチケットセンター、コールセンター及び、3ヶ所のオフィシャルファンショップで購入することが出来る。
Marco Kurz監督:
「テストマッチというものは、選手たちの状況とチームの現状を知ることが出来るものだ。まず前半は非常に情けないパフォーマンスとなってしまったことに言及しなくてはならない。効果的なチャンスをあまり作り出せなかった我々に対し、相手にチャンスを提供してしまっていた。それに加え、選手個別の大きなミスも目立ってしまった。それにより2失点してしまうことは当然の結果だと言える。
それに対し後半は、より流動的で明確なプレーから、良いチャンスを作り出していた。私にとって重要なことは、それぞれの選手が自分のポジションでの役割をしっかりと果たすことだった。いくつかのシーンではそれが出来ておらず、結果失点につながってしまっていた。その点は改善していかなくてはならない。ただ、こういったネガティブな現状も含めて、準備期間には重要な情報である。
前半メンバー:
Unnerstall – Akpoguma, Bodzek, Strohdiek, Holthaus – Bolly, Koch, Demirbay, Bellinghausen – van Duinen, Ya Konan
後半メンバー:Rensing – Schauerte, Haggui, Madlung, Schmitz – Bebou, Avevor, Gartner, Iyoha – Fink, Pohjanpalo
得点者:
0:1 van Duinen (16分)
1:1 Engelbrecht (29分)
1:2 Koch (35分)
2:2 Dowidat (42分)
2:3 Iyoha (56分)
3:3 Maier (65分)
3:4 Madlung (69分)
3:5 Madlung (83分)
観客数: 1.400人




