Bericht

2016/01/07 | ニュース

「選手たちがピッチで全力を出せるように準備していく」

記者会見でMarco Kurz新監督を正式に紹介。

木曜日の午前、新指揮官となったMarco Kurz監督が見守る中、フォルトゥナは今年初めてのトレーニングを行った。そして乳酸テストの後に記者会見が開かれ、Paul Jäger会長とRachid Azzouziスポーツディレクターより、Kurz新監督が正式に紹介された。

まずJäger会長とAzzouzi SDは、「我々は非常に長い時間を掛けて、監督候補を選択する作業を進めてきた」と、新監督探しは非常に慎重に、そして時間を掛けて行われたことを強調した。そしてAzzoudi SDは、「Marco Kurz氏との話し合い後、我々は同氏が、ここ9試合でチームが見せた成長部分を、更に引き上げてくれると確信することが出来た」と述べた。もちろんこの点に関しては新監督自身も望んでいる部分であり、それらを含めた多くの記者らからの質問に答えることとなった。

Marco Kurz新監督:

この新しい任務について...

「まず私は、フォルトゥナの一部として仕事が出来ることをとても嬉しく思う。ここには素晴らしいサポーターとそれを取り巻く環境が存在する。もちろんそんなサポーターらに応援してもらえるかどうかは、自分たちの仕事にかかっている。我々はファンに押し上げてもらえるなどと思ってはいけない。逆に我々は、ピッチの上でフォルトゥナのためにベストを尽くし、最高のパフォーマンスを見せるんだということをことを証明しなくてはいけない。」

 

それに向けて...

「まずは(後半戦最初の試合である)1.FC Heidenheim戦までに、集中してチーム作りに取り組んでいく必要がある。我々は最高の試合をし、そしてファンを引き込んでいけるようになりたい。そして中期的にはチーム一丸となって、残留を確定させるようにしたい。」

 

監督として2年間の空白があるが...

「私はこの時間を使って、自分の長所を伸ばす努力をしてきた。また、これまでをしっかりと徹底的に見直したり、熟考する作業も行っていた。私はこの充電期間で、次の仕事に向けての鋭気を養ってきた。そのためにいろいろなことを学び、そして多くの仲間たちと意見交換などもしてきた。とにかくこの時間は、自分自身をさらに高めるために使ってきた。もちろんそのために、国内はもちろんのこと、外国の試合も多く見ていた。」

 

フォルトゥナでの仕事について...

「(監督業の)休養期間で私は、常に正しいタイミングを待っていた。その間にもいくつかの可能性があったが、適したタイミングではなかった。そしてフォルトゥナから今回の話が来たとき、私は最初から非常にいい感覚を覚えていた。そしてRachid Azzouzi氏、Paul Jäger氏との話し合いは非常に有意義なものだった。長い休養期間から再び現場に復帰するという意味でも、正しいタイミングだと感じることが出来たので、この新しい挑戦を受けることにした。」

 

現在のチームについて...

「まず最初に、現在上位2チームは少し抜けてしまっているが、それ以外はブンデスリーガ2部のクラブというものは力が非常に拮抗していると言える。私は、現在フォルトゥナに所属している選手たちは、このリーガで戦っていくための力が十分にあると確信している。今の我々に必要なことは、Peter Hermannコーチが示したように、ポジティブな流れを掴まなくてはならない。そのためには安定性と良いバランスが重要になる。そうすることで、安定した成績を上げていくことが出来るようになるはずだ。」

 

これまでのチームスタッフとのやり取りは...

「私は今日までの休み期間に、何度も電話でコーチングスタッフらと連絡を取り合ってきた。私にとってチームを取り囲むスタッフらというものは非常に重要になる。私は典型的な"チームプレーヤー"タイプであり、我々が選手たちにしっかりと進むべき方向を示していく必要がある。」

 

Peter Hermannアシスタントコーチについて...

「彼がアシスタントしてくれることで、非常に多くの素晴らしい経験をもたらしてくれる。彼はトレーニングを行っていくうえでとても信用できる存在になってくれると思う。すでに様々な話し合いをすることが出来ているし、彼から多くのことを学ぶことも出来るとであろう。なぜなら彼もまた"キッカー"であり、我々は常にサッカーについて話し合っているからだ。」

 

試合におけるフィロソフィーについて...

「これについては常に状況をよく理解していく必要がある。我々の今の状況においては、何においても重要になってくる点だ。そしてもちろん選手たちがどのようなポテンシャルを持っているかを把握する必要もある。そのために、すでにチームが行ってきた分析データが必要になるし、それをトレーニングの中で活かしていかなくてはならない。我々はまず選手たちに、なぜ現在この順位にいるのかということを理解させる必要がある。我々は試合の中でもっとコンパクトなプレーをしていかなくてはならないし、もちろんゴール前でより危険なチームにならねばならない。システムというものを固定するつもりはない。それはいずれにしても試合の中で変化するものであり、相手によっても変わってくるものだ。とにかく私は私の選手たちがピッチで全力が出せるように準備していく。」

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