フォルトゥナ対決に勝利。

Fortuna Sittardに5-0。

フォルトゥナは代表ウィークを利用し、金曜日の午後にオランダ2部に所属するFortuna Sittardとのテストマッチを実施した。この”フォルトゥナ対決”はFabian Holthaus(2得点)、Lukas Schmitz、Mike van Deinen、Sercan Sararerが得点をあげて、5-0の勝利を収めた。

MSV Duisburgとの大一番を1週間後に控えたフォルトゥナのFrank Kramer監督は、普段から出場機会が不足している選手たちのために、代表ウィークを利用して、オランダ2部所属のFortuna Sittardとテストマッチを行った。

この試合にはLars Unnerstallがゴールマウスに入り、ディフェンスラインにはLukas Schmitz、Alexander Madlung、Christian Strohdiek、Mavin Ajaniが入り、ボランチにはMarcel Sobottka、Oliver Finkが並び、左にはFabian Holthaus、右にはAdil Chihi、前線にはIhlas Bebou、Mike van Duinenが配置されてキックオフとなった。

 

ESPRITアリーナの横のグランドで行われた試合、最初にチャンスを掴んだのはオランダクラブ。しかし相手FWのヘディングシュートは、Unnerstallが難なくセーブを見せる(8分)。するとそこからはフォルトゥナが主導権を握り始め、均衡を破ることに成功する。13分、Finkからのスルーパスを受けたHolthausが抜け出し、先制ゴールを決める。28分にはAjaniがシュートシーンを迎えるが、これは相手GKに阻まれるが、その2分後にはSchmitzが、Holthausからのパスを受けて技ありのループシュートを決め、リードを2点に広げる。さらに前半終了前の42分には、Bebouからのパスに反応したChihiが決定的なシュートを放つも、これは惜しくもゴールマウスを外れていく。

 

後半に入り、Marcel Sobottkaに代わってChristopher Avevorがピッチに投入されると、早速52分、van Duinenが母国のチームのゴールに迫るも、シュートはサイドネットの外に飛んでしまう。しかしフォルトゥナは、続けて訪れたチャンスをものにすることになる。61分、まずはHolthausが追加点を挙げると、63分にはvan Duinenもこの日初のゴールを決める。その後、62分に投入されたばかりのMathis Bollyが再びピッチを去るアクシデントに見舞われるも、72分にはStrohdiekからのパスを受けたSararerが5点目を決めてリードを広げる。ここでベンチに選手がいなくなってしまっていたため、サブGKとしてベンチ入りしていたTim Wiesnerがフィールドプレーヤーとしてピッチに入ることに。85分にはそのWiesnerが惜しくもアシストをしかけるシーンを作るなどしたが、試合アはそのままタイムアップとなり、フォルトゥナが5-0で勝利を収めた。

 

Frank Kramer監督：

「今日は良い出来だったと思う。1試合を通じてコンスタントにチャンスを作り出していた。選手たちはそのために努力をしてくれていたし、それが今週のトレーニングの成果としてみることが出来た。この状況ではそういったものが特に必要となるし、すべてが不可欠なものだ。これまでの問題点をしっかりと理解し、対応してくれたことを確認出来たという意味でもとても良かった。」

フォルトゥナメンバー:

Unnerstall – Schmitz, Madlung, Strohdiek, Ajani – Holthaus (62分 Schauerte) , Sobottka (46分 Avevor), Fink (62分 Bodzek), Chihi (62分 Bolly / 74分 Wiesner) – Bebou (62分 Sararer), Van Duinen

 

得点者:

1:0 Holthaus (13分)

2:0 Schmitz (30分)

3:0 Holthaus (61分)

4:0 Van Duinen (63分)

5:0 Sararer (72分)