スピードデーティングを実施。

選手、監督、役員と会員らが”デート”。

フォルトゥナでは2006年からクラブ会員のために毎月お金では買えない特別なアクションを提供してきたが、金曜日に行なわれた新しいアクションには、多くの申し込みの中から抽選で選ばれた23人の会員らが参加することとなった。今回の”スピードデーティング”では、選手ら、監督だけでなく、クラブの役員も参加し、制限時間2分の中で、集まった会員らの質問に答えていったが、どちらにとっても非常に興味深いイベントとなった。

フォルトゥナ戦士たちと個人的に知り合い、デートを楽しむという、フォルトゥナサポーターらの長年の夢が実現することとなった。この幸運な機会を得たのはフォルトゥナのクラブ会員ら23人。そしてチームホテルでもあるTulip Inn Düsseldorf Arenaで行なわれた”スピードデーティング”には、Frank Kramer監督をはじめとする代表試合のために離脱した選手以外のすべてのトップチーム選手に加え、Dirk Kall会長とPaul Jägerファイナンス役員も参加し、会員ら全員とのショートトークを楽しむこととなった。


このスピードデーティングは、以下のようなルールで行なわれることに。参加した会員には、1人につき2分ずつの時間を与えられ、目の前に座っている選手らと知り合い、いろいろな話をすることが出来る。そして120秒後に鐘が鳴ると、会員らが右回りに1つ横移動し、また新しい選手らとのトークを楽しむことになる。


それぞれのトークに与えられた時間は非常に短いため、次々にやってくる選手らとの1対1のトークはどこも賑やかな展開に。「とにかくすごく速いテンポで進んでいくので、会員らからの質問がどんどん飛び込んできた。」と感想を述べたDirk Kall会長は、「このイベントは本当に素晴らしい試みとなった。とにかく会員らとのやり取りが非常に潤滑に、そしてポジティブに進んだことをとても嬉しく思っている。この企画は今後も是非続けていきたい。」と、今回のイベントの手応えを口にした。


またこのアクションに参加した会員らだけでなく、選手たちも非常に楽しい時間を過ごすことが出来たようだ。質問は現在のチームの成績についてはもちろんのこと、会長らにはクラブに関する様々なテーマの質問がぶつけられることとなったが、DF Christian Strohdiekは、「これは凄く良いアクションだった。僕たちもファンらと個別にいろいろな意見交換をすることが出来たし、こんな経験は本当に初めてだった。これは間違いなく選手とファンの関係を強めてくれるものだ。(短い時間の中で)写真を撮ったりすることも出来るし、しっかりとお互いが知り合う素晴らしい機会となった。」と参加した感想を述べた。


“デート”中に持ってきたユニフォームにサインを貰うことが出来たファンは、選手らと直接いろいろな話が出来、非常に満足のいくイベントだったようだ。参加者の1人であるThomas Keuer氏は、「とにかく素晴らしいアイディアとオーガナイズだった。素晴らしいイベントだったし、クラブのいろいろな人たちと話すことが出来たことも良かった。大きな組織を指揮していく上で非常に勉強になっただけでなく、フォルトゥナが必ずまた上に上がっていくことを確信した。とにかくこのイベントを楽しんだし、とても特別な経験となった。」と、感想と共に、クラブへの期待も口にした。