「パニックを起こすべきではない。」
Rachid Azzouziスポーツディレクターが、移籍市場終了についてコメント。
今年の夏の移籍市場は、月曜日の18時を以って終了し、フォルトゥナにとっての最後の補強はKerem Demibayとなった。Rachid Azzouziスポーツディレクターが、この選手補強を含めて、今年の夏の移籍市場を総括した。
Rachid Azzouziスポーツディレクターのコメント…
…終了したばかりの移籍市場について:
Kerem Demirbayを獲得した時点で、いろいろな理由でこの夏における我々の補強を終了した。まずは常々言っていることだが、我々は今の選手たちと共にこの先も一緒に戦っていきたいと思っているし、そんなチームを信頼している。誰もが現在の状況を理解しているし、それを改善しようと努力している。それをすべて無意味なものにすることは出来ない。おまけに我々は、状況に左右されて間違えた行動を取るつもりはない。これも常に言っていることだが、補強選手というものは、今のチームに100%マッチするものでなくてはならない。現状でパニックを起こし、移籍市場でネガティブな感情のまま行動することは間違えている。先週にはいくつかの話し合いの場が設けられていたが、それは様々な理由からであって、試合の結果などによるものではなかった。最後にもう一度強調するが、選手の獲得というものは、常にすべての条件が揃わないと成立はしないものであり、今回はそれが起こることはなかった。
…ここまでの結果について:
「もちろん誰もがこの開幕から結果が出ていないという状況については残念に思っている。しかし我々はチームの選手たちを100%信頼している。だからこそ、チーム一丸となってこの状況を乗り越えていけなくてはならない。それは誰かがどこかでというものではなく、チーム全体で良くなっていくものだ。今こそ1つに団結し、壁を突き破っていけなくてはならない。それをファンたちが日曜日の試合で完全に示してくれた。
…ファンのリアクションについて:
選手たちは前節の試合のあと、ファンブロックへ行き、彼らと話し合いの場を持った。そんな彼らファンのリアクションは本当に素晴らしかったと思う。それは、ファンも含めた我々すべてが、一緒になってこれからも歩んで行こうという意思表示でもある。この信頼に我々は勝ち点を取るという形で応えていきたい。




