2015/08/25 | ニュース
フォルトゥナファンが難民をホーム試合に招待。
150人の避難民がSC Freiburg戦を観戦。
フォルトゥナファンが、様々な理由で避難所生活を行なっている150人の避難民を、ホームSC Freiburg戦に招待した。
デュッセルドルフには、母国の紛争などから避難してきた多くの難民の方が暮らしている。昨シーズンの5月に行なわれたSV Sandhausen戦にもすでに1度行なわれていたが、そんな彼らをフォルトゥナのホーム試合に招待するアクションが今シーズンも実現した。
今回SC Freiburg戦に招待されたのは、150人の避難難民の人たち。避難所からRheinbahnのシャトルバスに乗り込んだ彼らは、ESPRITアリーナへ到着すると、多くのフォルトゥナファンからの歓迎を受けることに。彼らは「Herzlich willkommen beim geilsten Club der Welt(ようこそ、世界で最も素晴らしいクラブへ)」や「Refugees Welcome(避難民の皆さん、ようこそ)」と書かれたプラカードを掲げ、150人の新たなファンをESPRITアリーナへ迎え入れた。また試合前にスタジアムMCのAndre Scheidtから紹介されると、スタジアムには大きな拍手が鳴り響いた。
その後、ブロック12と13に陣取った避難民らは、フォルトゥナとFreiburgの間で行なわれた素晴らしい試合を観戦。試合は残念ながらChristian Streich監督率いるFreiburgに軍配が上がる結果となったが、彼らは90分間緊張感のある試合を楽しんで、帰路に着いた。
フォルトゥナは、このような素晴らしいアクションをサポートしてくれた多くのファンに、心から感謝したい。




