「顔を上げて切り替えねば。そして続けていくしかない。」
Karim Hagguiキャプテンは、敗戦を冷静に分析。
SC Paderborn戦の1-2の敗戦は、フォルトゥナにとっては大きな痛みを伴う結果となった。これに対し、Karim Hagguiキャプテンは、「決して落としてはいけない試合だった」と述べるも、チュニジア代表として86試合に出場してきた経験豊富なディフェンスリーダーは、この試合を冷静に分析した。
ディフェンスリーダーHagguiは、両方の失点に対して、「基本的にはしっかりとコントロール出来ていた。しかし、失点シーンに関しては、もっと注意をしなくてはいけなかった」と反省の弁を述べた。そして、「(失点シーンでは)ボールは我々のサイドにあったにも関わらず、それを簡単に失い、そして失点してしまったんだ。」と、冷静に分析。「本来起こりえない展開の中で、我々が相手にプレゼントしてしまった形だ。」と続けた。
先制ゴールを奪っていたフォルトゥナは、更にそのリードを広げるチャンスをたくさん作り出していたことに対しては、「本来はあのような展開になる必要がなかった。非常に良い形で試合に入っていたし、とても効果的にスピーディーに攻撃出来ていたのだから。」と、追加点が奪えなかったことを悔やんだ。
また残り10分で猛攻撃を仕掛けたことに関しては、「試合終盤、我々はいくつかのチャンスを作り出したが、残念ながら同点ゴールを奪うには至らなかった。それでも我々は前へ前へと攻め続けることにトライした。」と、チームの姿勢に対してはポジティブに捉えている。
敗戦を悔やみながらも、次の試合へ向けて気持ちを切り替えているキャプテンは、「顔を上げて切り替えねば。そして続けていくしかない。次の試合はまたゼロから始まるのだから。」と決意を新たにしている。なおチームは今週日曜日に、ドイツ杯1回戦でRot-Weiss Essenと対戦することになる。



