Viktoria Kölnに0-2。
フォルトゥナはテストマッチに敗戦。
フォルトゥナは開幕前6日となった今日、Viktoria Kölnとテストマッチを行った。ESPRITアリーナ横のグラウンドでRegionalliga(ドイツ4部相当)クラブと対戦し、試合は0-2で敗戦となった。
Frank Kramer監督は、開幕前の最後の機会を利用し、先週金曜日のIpswich Town戦で出場時間の短かった選手らのために、Viktoria Kölnとのテストマッチを行なった。ゴールマウスにはMichael Rensingが入り、ディフェンスラインにはTugrul Erat、Marvin Ajani、Adam Bodzek、Julian Schauerteが、そして中盤にはIhlas Bebou、Christian Gartner、Marcel Sobottka、Axel Bellinghausenが並び、トップ下にOliver Finkと前線にはMike van Duinenという布陣でキックオフを迎えた。
試合はまず7分、Schauerteのセンタリングを受けたオランダ人ストライカーvan Duinenが最初のシュートチャンスを得るも、これは決められない。すると逆サイドでは、Rensingが最初のセーブを見せる。11分の相手のFKのシーンに、最後は頭で合わされたボールを好セーブで弾き出す。その5分後には再びvan Duinenが、GartnerのCKからシュートを放つも、これも枠を捉えきれない(16分)。その後、Bebouが続け様に先制点のチャンスを掴む。21分にはFinkがヘディングで繋いだボールから、25分には左サイドからのセンタリングから、それぞれ決定機を得るも、しかしどちらもゴールネットを揺らすことが出来ない。
30分過ぎには、Sobottkaがフォルトゥナでの初シュートを放つも、ボールは相手ゴールを超えていく。32分にもカウンターからシュートを放つも、これは相手DFにブロックされてしまう。その後、ハーフタイムまでは好機を生み出すことは出来ず、そのままスコアレスで後半を迎えることになる。
後半早々、フォルトゥナは1点のビハインドを負うことになる。47分、ディフェンスラインの裏へ抜け出されると、そのままMike Wunderlichに決められて先制を奪われてしまう。そこからフォルトゥナも怒涛の攻撃を仕掛けるも、なかなかチャンスを活かしきれない。61分、Bebouがヘディングシュートを放つも、これはブロックされる。62分にはFinkがミドルシュートを放つも、枠を大きく外れてしまう。68分にはBebouのクロスにBellinghausenがダイビングヘッドで合わせるも、相手ゴールマウスを捉えきれない。
逆サイドでは77分に、元フォルトゥナのClaus CostaのヘディングシュートをRensingがセーブするも、82分のWunderlichのFKの前にゴールネットを揺らされてしまい、この日2点目を献上してしまう。そして試合はそのままタイムアップを迎え、0-2で敗戦となった。
Frank Kramer監督:
「ラストパスやセンタリングに関して言うと、多くのチャンスを逃してしまっていた。我々はゴール前でのプレーのクオリティを高めないといけない。相手チームは0-2になるまで、ほとんどチャンスを作れていなかった。試合前から、このレベルの相手と戦う場合は、そう簡単にチャンスが来ないということは分かっていたが、そういうチャンスを得ることが出来たのなら、それは確実に得点に繋げなくてはならない。それは気持ちではなく、単純に精度が不足しているということだ。もちろん、この試合を勝者として終わらせたかったが、だからこそ、この結果を曖昧にしてはいけないと思っている。」
フォルトゥナメンバー:
Rensing – Erat, Ajani (68分 Duman), Bodzek, Schauerte – Bebou, Gartner, Sobottka, Bellinghausen – Fink – van Duinen
得点者:
0:1 Wunderlich (47分)
0:2 Wunderlich (82分)



