Ipswich Townと親善試合。
ITFC戦に関する留意点について。
今週金曜日は、フォルトゥナとIpswich Town Football Clubのファンにとっては、非常にフレンドリーな夜になる。しかしピッチの上では、ブンデスリーガ2部開幕前最後のテストという意味合いもあり、真剣勝負となることは必至。Kramer監督率いるフォルトゥナは、18:30キックオフで行なわれるこの試合を経て、9日後にはいよいよUnion Berlinとの開幕戦に挑むことになる。
明確なことは、この相手は今のフォルトゥナの力を試すために適した存在であるということ。Ipswich Town Football Clubは、2002年からイングランドの2部に相当するChampionshipに所属している。昨シーズンには1部復帰が目前まで迫っていた。レギュラーシーズンを6位で終えたITFCは、その後、1部昇格を賭けたプレーオフを戦い、最終的に昇格を勝ち取ったNorwich Cityに、ホームは1-1で引き分けたものの、アウェーで1-3の敗戦となり、惜しくも1部への切符を逃していた。
つまり、これから始まる新シーズンは、ITFCにとっては1部復帰を賭けた再挑戦の1年となる。このチームの指揮官であるMick McCarthy監督(56歳)は、現役時代はManchester City、Celtic Glasgow、Olympique Lyonでプレー、その後指導者に転向してからは、アイルランド代表監督を6年務め、2002年の日韓W杯にも出場している。その後はAFC Sunderlandを経て、Wolverhampton Wanderersの監督に就任すると、2009年にはプレミアリーグ昇格を果たし、2012年まで指揮を執った。2012年2月には成績不振を理由に解任されることとなったが、その9ヵ月後にIpswich Town Football Clubの新監督に就任し、今に至る。
McCathy監督率いるチームにとっても、フォルトゥナとの試合は、親善試合の意味だけではなく、それ以外にも重要な意味を持つ。08月08日のイングランド2部リーグ開幕戦となるアウェーFC Brentford戦に向けた大事なテストマッチとなる。
ITFCはアイルランドでのトレーニングキャンプを終え、ドイツに入り、フォルトゥナとの一戦に望むことになるが、チームはすでに先週の土曜日に今季最初のテストマッチを行い、Shelbourneを相手に6-0の勝利を収めている。
Ipswich Town Football Club戦に向けた留意点について
今週、デュッセルドルフ市とフォルトゥナは、試合が行なわれるPaul-Janes-Stadionの北スタンド(Nordtribüne)内の階段部分に破損箇所があることを理由とし、安全管理上の問題から、同日は北スタンドを開放しないことを決定した。なお、すでに販売した北スタンドのチケット購入者は、東スタンド(Osttribüne)への入場が可能となる。
同試合に関しては、すでに4000枚を越えるチケットを販売しているが、北スタンド(Nordtribüne)を開放しないため、スタジアムのキャパシティは最大で5700人までとなる。なお、すでにオンラインでのチケット販売は終了しているが、チケットの購入を希望する方は、フォルトゥナオフィシャルファンショップ(Toni-Turek-Haus、Burgplatz)でお買い求め出来る。
またこの試合のあとに20:00から開催されるファンイベント(Stahlwerk)のチケットも、すでに1100枚を販売した。このパーティーには、フォルトゥナの選手らはもちろん、ITFCの選手らの参加も決定しているが、その他イングランドからのゲストも500人を超えることになる。



