Bericht

2015/05/25 | ニュース

「ただただ、言葉を失うほど素晴らしい時間だった」

レジェンドAndreas „Lumpi“ Lambertz、涙のお別れ。

FSV Frankfurt戦の86分、13年間フォルトゥナでプレーしてきたAndreas „Lumpi“ Lambertzが、途中交代となり、すべての選手達に見送られる形で、フォルトゥナでの最後のピッチを後にした。

スタンディングオーベーションと拍手喝采の中での別れとなったESPRITアリーナでの„Lumpi“の最後の姿は鳥肌モノの瞬間となった。そして試合終了後に行なわれた惜別のセレモニーでLambertzは、マイクを握りゆっくりとアリーナを歩きながら、多くのサポーターへ感謝の思いを伝え、最後にサポーターらとともに「HUMBA」を踊った。

Lambertzは後半に決定機を掴んだが、そのシュートはFrankfurt GK Patrick Klandtに阻まれてしまった。そして、クラブを1部から4部まで導いたレジェンドは、大歓声の中、ピッチを後にした。

 

フォルトゥナ・デュッセルドルフは、Lambertzへ敬意を表し、これまで彼が背負ってきた背番号17を永久欠番とすることを決定。そしてサポーターらは試合前から、ツイッターでハッシュタグ#DankeLumpiで多くの感謝の思いを発信するなどして、„Lumpi“との別れを惜しんできた。

そして、この夏に3部クラブDynamo Doresdenへの移籍が決まっているLambertzだが、同じく今シーズンいっぱいで現役生活にピリオドを打つJens Langenekeと共に、今秋にフォルトゥナへ正式に別れを告げるために、お別れ試合を行なうことが決定した。詳細は今後発表となるが、2人が慣れ親しんだPaul Janes Stadionで行なわれることになる。

 

 

また„Lumpi“と共に、長きに渡りスタジアムMCを勤めたIlja Ludenberg、そしてJoti Stamatopoulosアシスタントコーチ、Axel Dörrfußアスレティックコーチの3人も、フォルトゥナに別れを告げることに。また、今季限りでフォルトゥナのユニフォームを脱ぐこととなったRobin Heller、Heinrich Schmidtgal、Jonathan Tah、Dustin Bomheuer、Bruno Soares、Erwin Hofferの7選手と、今季はU23チームでプレーをしていたLangenekeが、それぞれファンの前で挨拶をした。

 

 

Dirk Kall会長:


「”Lumpi”、君はフォルトゥナの顔だった。君はフォルトゥナにとって唯一無二の存在であり、フォルトゥナの象徴として、13年間に渡りこのクラブのためにプレーしてくれた。我々は、君との再会を楽しみにしている。」




Andreas „Lumpi“ Lambertz:

「60分を過ぎたころから、私は時計ばかり気にしていた。選手交代が告げられたとき、涙が溢れて止まらなかった。私の子供たちと選手入場をすることが出来たことは本当に素晴らしかった。今日は私にとってフォルトゥナでの最も素晴らしく、そして最悪の日でもある。ただただ、言葉を失うほど素晴らしい瞬間だった。私は、この数週間に起こったことに関して、すべての方に感謝を伝えたい。みんながまた1つになって進んでいくことが出来れば、ホームではまたそれは大きな力になるはずだ。私は皆さんがそれを達成出来ることを望んでいる。

私はここで本当に多くの方々と知り合うことが出来たし、それをとても幸せに思っている。来季からは数百kmはなれたところに行くことになるが、その関係性が失われないことを願っている。この数ヶ月は私にとっては難しい時間ではあったが、しかしそれでも私は素晴らしいチームメートに恵まれ、たくさんの楽しみを得ることが出来た。最後に、多くの友人たち、家族にもう一度、良いときも悪いときも、常に私を支えてくれてありがとう。」

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