キャリア終了後のポストを約束。
Andreas Lambertzは、選手として別のクラブでの挑戦を選択することに。
MF Andreas „Lumpi“ Lambertzは、シーズン終了後にフォルトゥナを去ることとなった。30歳になるLambertzは、水曜日の夜に、フォルトゥナからの契約延長のオファーに断りをいれ、選手として新たな挑戦を求めていくことを選択した。フォルトゥナはこの決断を尊重すると共に、Lambertzの選手としてのキャリア終了後に、再びフォルトゥナに別のポストで戻ってくることを約束した。
Lambertzは2003年にU19チームからトップチーム昇格を果たし、その後307試合に出場、40得点を挙げた。"Lumpi"は、フォルトゥナに所属した約10年弱の間に、当時の4部リーグであったOberligaからブンデスリーガ1部リーグまですべてのカテゴリーでプレーをし、少なくともすべてのカテゴリーで1得点以上を挙げるという快挙を成し遂げていた。
この数週間、フォルトゥナとLambertzの間で何度も話し合いの場が設けられ、これからのことについて話し合われた。その場でフォルトゥナは、選手としての更なるオファーと共に、キャリア終了後もクラブの別のポストを用意する内容を提示してきた。その後、Lambertzは選手として他のクラブでの新しい挑戦をすることを選択したが、選手としてのキャリア終了後には、フォルトゥナのユースアカデミーで指導者としての道を歩むことで合意した。
Andreas Lambertz:
「僕はこのクラブを去るという決断を下したが、それは苦渋の決断でもあった。それはもちろん、フォルトゥナと長期に渡り素晴らしいときを過ごしてきたわけで、その間には多くの成果を共にしてくることが出来たからだ。それまでのことに関し、多大なる支援や応援をしてくれたファンやサポーターの皆さんには、この場を借りて心から感謝も申し上げたい。
その上で僕は自分の将来を見据えたとき、サブの選手としてベンチを温めるのではなく、挑戦をしたいと思った。まだベンチ要員には若すぎる年齢だと思うし、まだまだ十分にトップコンディションでプレー出来る。だからこそ、他のクラブでの挑戦を選択し、監督からの信頼を受けてしっかりとプレーし、更に成長出来るよう努力をしたいという決断に至った。
ただし、僕は選手としてのキャリア終了後、必ずこのデュッセルドルフに戻ってきて、新しい仕事に従事することを約束する。フォルトゥナは僕にとってはいつまでも"mein Verein"だ。」
Helmut Schulteスポーツ役員:
「我々は彼がクラブを去る決断をしたことを残念に思うが、それを尊重したい。彼は長きに渡り、このクラブのために常に全力で精神誠意尽くしてきてくれた選手であり、フォルトゥナを象徴するような存在であることは間違いない。だからこそ我々は話し合いの中で、いつでも彼がフォルトゥナに戻ってくることが出来ることを明確に伝えさせてもらった。そして、選手としてのキャリアを終えたのちは、ユースアカデミーのコーチとして迎えることを約束した。我々はそれまでの彼の選手としてのキャリアを含むすべてにおいて、更なる幸運を祈っている。」
Dirk Kall会長:
「Andreas Lambertzは10年以上に渡りフォルトゥナと共にあるんできた選手で、それは唯一無二の存在でもある。フォルトゥナで4部リーグから1部リーグまでのすべてを共にしてくれた選手も、彼以外には存在しない。そんな存在を失うことは非常に残念なことである。我々は、Andreas "Lumpi" Lambertzにこれまでの多大なる功績に感謝すすると共に、彼が選手としてのキャリア終了後にデュッセルドルフに戻ってきてくれることを心から嬉しく思っている。」



